10月
2008

パソコンの個人名

実は昔からパソコン一台、一台に名前をつけています。

大昔は「ゆうた君」とかなり適当な名前をつけていました。
これは、高校の時、情報処理(要するにコンピュータプログラミング)科の担任の先生が「根皮優太(こんぴゆうた、と読む)」という仮のAuthor名をよく使ったことに由来しています。

結婚後、独身時代に下取りに出し損ねて押入れにしまってあった古いMacやWINDOWSマシンを掘り出し、LINUXなんかも交えてネットワークを作ってみたときには、彼らに一貫性をもった名前をあげようと思いました。
そのネットワークにつながっている子たちはそれぞれ「FLOPSY」「MOPSY」 「COTTONTAIL」と名付けていました(今もマシンは家の押入れにありますがネットワークは解散しました)。
この名前は、わたくしの大好きなお話に由来します。

ONCE upon a time there were four little Rabbits, and their names were–
Flopsy, Mopsy, Cotton-tail, and Peter.

Beatrix Potte「THE TALE OF PETER RABBIT」

ここ最近は、カトリックの聖人名を使用しています。
今、岡山の家に置きっぱなしにして旦那さんやわたくしがたまに使用している子は「Jerome」、翻訳のためにパソコンを使用することが多いのでTranslatorの守護聖人から名前をいただきました。

その後、コンピュータの聖人から名前をいただいて「Isidore」にしたものの、先にも書いたとおりこの子は半年に一回原因不明のエラーを起こす爆弾となってしまい、お別れしました。

今、この原稿をタイプしている子は「Xavier」です。
アジアに縁がある聖人なので、日中を往復するこの子に向いているのではと思ったのですが、よくよく考えてみると、フランシスコザビエルは中国の聖人とされているものの、中国入国できないまま、上川島で病に倒れ46歳の生涯をとじたらしいではないですか…
あれれ…日中往復に力を発揮してくれそうにもないぞ(^^;

Let’s NoteのHPを見ていたら、無償でネームプレートを付けてくれるみたいなので、来年、購入予定の子にどんな名前をつけようか思案中です。
もちろん所有者の名前を付けることを想定してのサービスだと思うのですが、自分の名前なんて意味ないから、パソコンさんの名前にしてあげるつもりです。

やはり、語学や法律の教学に縁のある聖人か、旅に縁のある聖人からお名前をいただこうと思います。
いつも持ち歩く自分の仕事の相棒(パソコンの話ですよ)としては、ものすごく年の離れた可愛い20くらいの女の子か50過ぎの素敵なおじ様がいいので、それも考慮して名前をつけようっと。

10月
2008

韓国ドラマ

ドラマを観賞しながら語学を勉強する人は多いのではないかと思います。

中国には韓国ものがたくさんあふれています(日本のドラマのDVDも多いですが、ほぼ海賊版でしょうね)
韓国ドラマは結構、テレビで放送されているので、たま~に見ます。
わたくしは日本では韓国ドラマを観ません。
訳者や吹替の方には申し訳ないのですが、どうしても日本語で聴くと不自然な感じがするんですよね。
かといって韓国語は全く分からないし…
その点、中国語はわたくしにとっては全くの外国語なので違和感がないのです(おそらく中国人にいわせれば、不自然なのだと思います)。

先日、夜に「浪漫満屋」(中国名)というタイトルの韓国ドラマが再放送されていました。
日本語では「フルハウス」というタイトルで何年か前に放送されたものです。
あらすじはまだウェブで公開されているみたい。http://www.ntv.co.jp/fullhouse/
ストーリーが少女漫画っぽいノリだなとずっと思っていたら、やはり少女漫画が原作だというようなことが誰かのブログで紹介されていました。

歴史ロマンとか、頭のかた~いドラマは勉強になるし、一石二鳥ということもあり好きなのですが、単純なラブコメも、それはそれでリラックスできて精神衛生上いいなぁと思いました。
理屈抜きで笑い転げるのは気持ちいい。

いちおう、単に笑い転げているだけではもったいないので、観ながら台詞を中国語で追いかけたり、日本語に訳したりしてみますけどね。

でも、おちゃらけた語彙が増えても仕事に使えないなぁ。

わたくしが年下の弁護士に日本の若者言葉をうっかり使ったら、そういう言葉に限って、うちの先生も喜んで覚えちゃうんだよね~(もちろんクライアントに対して使用する機会がないので残念って言ってます)

10月
2008

パソコンを買い替えたい

今、使用しているパソコンを新年に買い替えようと思います。
今のパソコンは1年くらい前にCPUやメモリ等を指定する方法でウェブで買ったものです。

実は今使用しているパソコンの前に使用していたパソコン(今のと同じモデルでCPU等のパワーアップ前のモデル)はシステムが不安定で(突然予期せぬエラーが半年に一回起こり、専門家に診てもらう時は異常が見られず、検査しても初期の不具合が見つからないため文句のつけようがないまま、さすがに爆弾をかかえているのが嫌だったので、さっさと売り飛ばした)、今のはそういうことはないのですが、コンセントがこの間パーになりまして(といっても、普通に使用していただけで電圧オーバー等してませんけど)、中国のコンセントを使用しております。
このパソコンのシリーズはヘビーユーザーには向かないのかも知れないのかななどと思いつつ、別のメーカーに乗り換えてみようかと思ったのです。

いまのパソコンを夫に譲って、自分は松下のLet’s Noteを使用してみたいと検討中です。
夫は研究室で反応が超にぶいCPUと少ないメモリしか搭載していないパソコンにXPという構成でも平気で使っていますが、私は何でも新しいものを試したい性格なのです。
ちなみに我家に一台置きっぱなしにしてあるノートは、わたくしが前の前に使用していたXPモデルのものです。
さすがの夫も最近、パソコンを買い替える気になっているようなので、下取価格で押し付けるいいチャンス到来。

ちなみによくドラマ等で女の子が男の子に「パソコンをネットにつないで」とか「プリンタと接続して」とか「調子が悪いからみてくれ」とか可愛くお願いして、男の子が鼻の下をのばして手伝ってやるなどという光景が見られますが、我家ではあり得ません(^^;

「プリンタが動かないんだけど、研究室まで見に来てくれない?昼飯おごるから」と、かなり前に夫に頼まれて見に行ったことがありますが、物理的に電源コードの接触が悪かっただけってこともありましたね。
(昼飯はきちんとおごってもらいました)

以前、ある方のアシスタントをしたときに、その方が新しく買ったLet’s Noteとプリンタとの接続やその他の調整をお願いされて触ったことがあるのですが、何だかよさそうでした。
本当のところ、どうなんでしょう。
身近で使っている人いないかな。

10月
2008

色とイメージ

語学ネタを書いたので、引き続きその路線でいってみます。
もしかして、前に別のブログで書いたかも知れません(その場合はスルーしてください)。

色を表す言葉とそのイメージは、外国語と日本語で共通するものと、なぜ、この色がそういう意味なの?という場合があると思います。

例えば白は「純粋」なものをイメージするというのはどうも、英語、中国語、日本語であまり差はないような感じです。

ず~っと疑問なのは、日本語の「ピンク」英語の「ブルー」中国語の「イエロー」がなぜ、わいせつなものを連想させるかってことなのです。

わたくしは日本人なので「ピンクのなんとか」がちょっとHな描写がある恋愛漫画や小説のタイトルに使用されるのはイメージとしてよく分かるのですが…
どうして中国語の黄色や英語の青色は、わいせつフィルムを指すのでしょうか?
全然、イメージとして分かりませーん!!!

黄色って言えば、昔の中国の皇帝の色ですよね。
高貴な色のハズ。
皇帝は色好みだったから?

どなたか、教えてください。

10月
2008

英語と漢字の共通点?

これまでずっと英語はアルファベットの組み合わせによる表音文字なので、漢字とはずいぶん違って全然面白くないと思っていました。

ところがどっこい、漢字のような意味性があるんですってね。
英語の得意な方は「そんな当たり前のことを今頃知ったのかよ」とお思いになるのでしょうね(^^;

albatrossは「あほうどり」という意味です。alpsは「アルプス山脈」、alubumは「(写真を整理する)アルバム」のことですね。

これらに共通するイメージは「白」です。実は、alb-、alp-というスペルが「白」を表していて、ネイティブはその音からすぐにそうしたイメージを抱きます。

alb-、alp-の語源は、albus(白)というラテン語です。私が勝手に語源に漢字を当てはめると、「albatross」(大白鳥)、「alps」(白山)、「alubum」(白頁)になります。

(松澤喜好著「単語耳」アスキー・メディアワークス 2007年 27頁)

ふーん。そこまでイメージが膨らめば、英語もきっと面白いんだね…

中学生の頃は英語が好きでも嫌いでもありませんでした。テストの結果はいつも75点とか80点とか、良くも悪くもない領域。

高校生の頃、実はわたくしは進学校を出ていないので、英語をほとんど勉強していません。そもそもカリキュラムが違うのですから、リーディングみたいな教科書をちょこっと読んだらお終い、誰もグラマーとかそんな難しいことを教えてくれません。

高校を卒業して初めての就職した時は、英語なんて全然必要なかったので、全く勉強しませんでした。
まっとうな英語教育を受けていないということが長い間コンプレックスになっていて、大卒の子の前では英語を絶対に話しませんでしたね。

その後、周囲のほとんどが大卒者ばかりという職場環境で、自分が高卒ではろくな待遇を得られないんだという当り前のことに気づいて、大学へ行こうと思いましたが、当時、若過ぎて社会人入試にも該当しないわたくしは、あくまで普通入試を受験するしかなく、国語や世界史は常識で何とかなっても英語はどうしようもないので、適当に書店で予備校の参考書を買って独学しました。

結局成績の足をひっぱる英語は、合格ラインすれすれで合格したものの…英語の勉強ってそもそもどうやったらいいのか全然わからぬまま。

大学時代は第一外を中国語、第二外を英語にすることで、切り抜けました。
その後の院試はすべて中国語で通過してきました。
ご存じのとおり、院試というのは英語以外の外国語で受験したほうが圧倒的に有利です。
英語は皆できて当たり前なので、足を切るために分量を多くして訳しきれずに時間切れにさせるというパターンが多いのではないでしょうか。

その後、当たり前ですが論文書くためには、英語ができないとまずいです。いくら自分の研究対象が中国とはいえども、世界のスタンダードが英米法なわけですから。

仕方がないので、夫を拝み倒して、日曜日に英日翻訳したものを添削してもらいました。
ほんと、今から思えばアホな妻に付き合って、よく無償で教えてくださったと思います(感謝)。
でも、相変わらず、英語って実に面倒くさいという感覚は消えませんでした。

英語とは見ただけでは分からない何と不合理な言語なんだと思い続け…外国にしばらく行ってみれば多少はこの「いやな感じ」を払拭できるのでは、とか思ったけど、米国に数か月行く機会があったものの、全然、この「いやな感じ」は消えませんでした。

もちろん、喋らなければ暮らせませんから、文法が誤っていても必要最小限において適当に喋りましたが全然進歩しませんでしたね。

今の職場も皆外国語を話して訳せてなんぼという環境で仕事をするので、誰もが英語、日本語、中国語又はその他の言語のうち2種類以上はビジネスレベルで使用できる人しかおりません。
ますます、わたくしのコンプレックスは募るばかり…

で、先日、ふと書店で目にした本を立ち読みし、何となく引かれたのでそのまま購入したら、上記の文章に出会ったというわけです。

語学の習得って、王道はないんですよね。
基本に立ち返って、地道に反復練習するしかないのですが、いかに反復練習するに際して、自分で面白おかしくする工夫をして、努力し続けられる仕組みづくりをするかなのかな~と思います。

小手先の「数週間で学べるXX」とか「ゼロから始めるXX」みたいなタイトルの語学書とは違って、基本中の基本を説いて、基礎固めには1,2年はかかると当たり前のことを書いてある本を久しぶりに読んで、更に「なあるほど」と思った次第でありました。

10月
2008

日本著作権法中国語翻訳版

タイトルの通り、日本著作権法の中国語翻訳版を別のブログで立ち上げてみました。
http://jp.commentaries.asia/

実は院生時代にほぼ完成していたのですが、どこかに掲載してもらう当てもなくなってしまい、何分、綺麗な中国語を自由自在に書ける訳ではないので、妹弟子に文法チェックをしてもらったものの、妹弟子は日本語も日本法も知らないので、適切なアドバイスをくれたとは言い難く、公開できるレベルじゃないのではないかと思い、ためらっておりました。

今回、少しずつ公開していこうとするものは院生時代に作成したものを台湾バージョンに改ためたものです。
といっても、単純に漢字を簡体字から正体字(いわゆる繁体字)に改めたわけではありません。
同じ中国語でも、台湾法と中国大陸の法律は異なりますから、どっちの背景に合わせて訳語を選択するかは多少、ずれがあります。

綺麗ではない(場合によっては超怪文かもしれない、というか日本法の表現が日本人にとっても怪文だけど)中国語を公開しちゃって、価値があるのかとも思いましたが、あの「台湾著作権法逐条解説」の原作者の章先生が時間を見つけて、英語版を参照しながらぼちぼち綺麗な法律条文になるよう追ってアドバイスするから、できた分からどんどんアップしていけとのお言葉をいただいたので、ついにやってしまいました。

でもね、ここが翻訳のつらいところなんですが、いっぱい時間を費やしても、どんなにいろいろ調べて自分の知識を総動員しても、翻訳はある意味、レベルを問わなければ誰でもできるので(しかも文学と異なって条文の表現は限られる)報われない労働なんですわ。
一応、著作権なんてものが発生しているハズですが、場合によっては勝手に引用しておいても出所を表示してもらえないかもね。
翻訳者の地位はヨーロッパみたく高くないですから。
だからといって、権利放棄はしていませんので、場合によっては法的手段を採りますが…(これまで訴状を書いたことはありませんが、警告状は出したことがあります。)

必要な方が適切に引用してくれれば幸いだと思っています。
この先、これを逐条解説にして、末尾に関連判例も載せちゃったりするのが夢ですね(死ぬまでに完成するのかね?)

こうなんじゃないの、とかって誤字や誤訳やもっと綺麗な表現を教えてくれると嬉しい。
でも、いまだかつて面識のない人がメールで指摘してくれたことはないのよね~
そういう自分も普通は指摘してあげないけど(意地悪なのではなく、組織や会社のウェブはせっかく教えてあげても担当者に伝わらないし、個人ウェブはいろいろ意見を言っている割には、皆匿名なので連絡がつかないだけなのですが。)

ちなみに著作権情報センターでは日本著作権法の英文がウェブで公開されていますね。
紙のものであれば他の外国語への翻訳版もあるはずですが、改正が早いし、誰も割に合わない翻訳などなさらないのが現状のようです。

10月
2008

半病人日記

本日もお医者様通いであります。

今回は、コミュニケーションがとりづらいフランス先生ではなく、日本語のお上手な中国人の女医さん(はあと)
実は女医さん、大好きなのです(^^)/

「食事は大事なのよ、いい加減な時間にいい加減なものを食べてちゃだめよ」
といわれ、「はあい」と妙に甘えて返事をしてしまうワタクシ。

しかし、胃が疲れているらしく「これから数日、でんぷん質のものでエネルギー補給ね。食べたくなけりゃ食べなくてもいいわよ。お肉も野菜も食べなくていいよ。当然、油っこいものは食べちゃダメ。あ、珈琲もミルクも飲まないで、ただただ、パンとかお粥を食べて、お湯飲んで、薬を飲みなさい」と言い渡されました。
「あ、お酒なんてぜーったいダメよ」とも言っていました。
言われなくてもそもそも飲めません…

カフェオレとかミルクティーもダメなのかな…モノを食べたくなくて甘いミルクティー飲んで脳に糖分を送っていたのだが…とほほ。

それから、肩甲骨の裏ぐらいが非常に痛くて、いつもなら数日仕事をしなければ自然に治ってゆくのに、実はここ1ヵ月、全然よくならなかったので、一度お医者様に診てもらおうと物理療法士のところにもいきました。

イギリスで学んだというそのお兄ちゃんは、どこの筋肉が痛んでいるのかきちんと図を見せて説明してくれて、最後はいろいろ体操を教えてくれました。

ウィリアムと名乗る中国人療法士は「日本人だって言うからコミュニケーション上手くとれないんじゃないかと心配していたんだけど、君中国語上手だね」と言ってくれましたが、留学経験者なら分かると思うのですが「上手だね」って言われるうちは実は「ど下手くそ」なんですよね。

この間も、間違い電話をかけてきた若い兄ちゃんが「あんたはどこの人なんだ?」と聞くので「北京だよ」と答えたら「嘘つけ、そんな訛っている北京人はおらんぞ」と言われちゃったしね…とほほ。

まぁ、筋肉の細かい話はところどころ実は聞き取れていないのだけど、ある程度の単語を知っていれば、推測がつくので、ま良かった、良かった。

10月
2008

「世の中を変えるボタン」

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦

久しぶりの読書感想文。
10月もいろいろ聴いたり読んだりしているのだけど、これといって人様にお見せできる感想文を書いていないのでお久しぶりということになってしまいました。

「BuyMa」「pressblog」「filmo」と世界初のウェブサービスを次々と世に送り出し、「世の中を変えるボタン」を押し続けているベンチャー企業エニグモの成長記です。

実はこのオーディオブックを聞くまで、このサービス知りませんでした(^^;
わたくしはベンチャー企業の創業話などを読んだりするのも結構好きです。
だいたい、起業前夜とかなんとかいう、「こいつと会社を作りたい」とかいう起業仲間を見つけた瞬間のいい思い出話等には感動してしまう方です。
一人の会社組織というのもありますが、やはり自分にないものをもっている人と互いに補い合うことで、組織として強いものが出来上がるわけですから、「誰とやるか」は当然重要ですよね。
自分が大きな夢を描いて、「誰かついてこないかね?」と声をかける社長タイプ、「こいつはすげぇ」という人をサポートする方が好きな参謀タイプ、世の中にはいろいろいますしね。

年収900万円を捨てても、それ以外のものが起業によって手に入るから、そっちを選んだというセリフは、かっこいいなぁと思いました。
そもそもそんな年収ないから、言いたくても言えないよ。

中国にいると、日本よりはるかに高い頻度で皆、起業の話をします。
多分、日本よりも就職に安定性がないことと、競争社会であること、それなりに発展のチャンスがまだその辺にごろごろ転がっているせいなのかもしれませんが。
「で、いくらならうちの会社で仕事してもいいと思う?」と聞かれたことや「今の月給いくら?」とかズバリ聞かれたこともありますが、日中の貨幣価値の差があるため、外資でないベンチャー企業なら(日本的基準から見たら)相当低い賃金で昼夜なく働かなければならないことは目に見えているので、具体的に話を聞いたことはありませんが。

わたくしは女なので日本人にはこんなことを言われませんが、何故か中国人にはたまに言われます。これも社会構造の差なのでしょう。
要するに日本人で中国語ができるからという理由だけで、安い給与で働いてもらえないかなとダメもとで聞かれているだけだしね。

事業に対する相当の熱意と、パートナーによほど惚れこんでないと、起業ってできないですよね。

自分にはできそうにもないので、今日もこうやって熱い本を読んで(聴いて)疑似体験したくなるのかもれません。

10月
2008

手帳の季節

そろそろ、新年に向けて出版社とかが手帳を発売し始めましたね。

可愛い手帳をもつ年頃はとうに過ぎているので、もっと機能的な手帳はないものかと思いいろいろ探していた矢先に、フランクリンプランナーという次世代手帳とかいうものに出くわし、昨年から使用しております。

http://www.franklincovey.co.jp/products/shopping/index.html

そうです、時間を管理するのではなく自分の行動を管理するための手帳です。
面白いですよ、単に自分の予定を入れるために手帳を使うのではなく、自分の価値観を明らかにして、その価値観に基づきミッションステートメントを確認して、実際の計画に落とし込むという手帳の使い方は。

それはまるで、「XXしなければならない」という受動的な価値観から「これをするためには、どうしなければならないか」というような能動的な価値観の転換がありました。

しかし、昨年使用していたものは、ごくシンプルなタイプだったので、もっと女性らしいデザインはないかと思って今回は花柄にしちゃいました!
でも、このタイプは英語版しかないのですよ。
従って祝日が異なるため、日本用の祝日シールを貼りつけました。
しかし、わたくしの場合、これとは別に中国の祝日も把握しないといけないんだよね。

自分の周りの弁護士さんを見るとクラッシックサイズと言われるようなもっと大きな手帳をもっている人も多いです。
男女問わず可愛いものはあまりもってらっしゃらないですね。
黒か茶色のシンプルなもの。

でも、わたくしはやはりどこかに女性っぽさが残っている方が好きなので、結局、こんな感じです。
何も書いてないじゃん、と突っ込まないでください。
書いてある部分はお見せできないので、まだ書いていない頁をわざわざ選んで撮ったんだい。
日本ではそろそろ手帳術とかいうタイトルの本や雑誌の企画が出て来るんだろうなぁ。
わたくしのスケジュール帳

10月
2008

人力資源管理

中国語で「人力資源管理」とは、即ち「ヒューマン・リソース・マネジメント」です。

何故か、このテーマに関してうちの雑誌に投稿しませんか?との広告メールが職場のメールボックスに舞い込んできました。
知り合いでもない人から送信された自分に関係ない分野の原稿募集広告なので、おそらく、ウェブ上でアドレスを拾ったのでしょうね。

「もし、あなたが企業又は大学の指導者なら、マネジメント方面において独自の見解がおありでしょう。もし、あなたがヒューマン・リソースのディレクター又はマネージャーなら、豊富な経験をお持ちのことと存じます。もし、あなたがマネジメントの専門家なら、斬新な研究をしておられるでしょう。これらの知見を是非、論文にまとめて我々と共有し、広く社会に知ってもらおうではありませんか」

おそらく、職場や学歴から当たりをつけているのでしょうが、高学歴者がマネジメントのエキスパートとは限りません。
日本語ではこのような勘違いメールをもらったことなどないので、ある意味中国と日本の社会構造の違いなのかなと思わなくもありません。