2月
2009

論文書き

2月中旬頃から真面目に論文を書いていました。
土日は朝から晩までパソコンに向かっていました…
おかげで、冗談抜きで、おしりの皮が剥がれそう…いてて。

一応、提出期限が3月31日なのでまだ時間がありますが、初稿を弁護士に渡して、訳の分からないことを言ってないか、分かりにくいところがないか見てもらってから投稿したいと思っています。

ところで、中国の論文を検索、利用する場合、CNKIという有償の学術文献オンラインサービスを利用すると便利です。
日本でも東方書店が代理していますね。
日本の大学の紀要などもこのようなシステムで利用できればいいのにと思います。
わたくしは大学の教員でもなければ大学院生でもないので、日本の資料収集は少し不便を感じます(もっとも、公立図書館で手に入らないものは、夫にコピーしてもらうという裏ワザが使えるので恵まれていますが)

CNKIとは、中国(大陸)の学術情報を整備統合することにより、中国内外のあらゆる単位の研究機関や研究者がネットワークを利用して、お互いに学術情報を交換・利用しあえるオンライン・システムです。
CNKIプロジェクトは中国社会に「知識のインフラ」を整備するため、北京の清華大学が中心となり構築された、大規模な国家プロジェクトです。

http://www.toho-shoten.co.jp/cnki

社会科学院の場合、法学博士をとるためには、いちおう、全国誌に3本以上論文を掲載しないといけないのでわたくしもがんばって書きました。
どうも刊行物に投稿する際にはここに収録しないでくれと表明しておかないと、収録に同意したことになってしまうケースが多いみたいです。
そもそも自分で投稿したっていうよりも、研究会の席で出版社の人に原稿預けて、OKもらったっていうのばかりなので、気にしていなかった(^^;

遊び半分で自分の論文を探してみました。
他の論文に引用されている件数も分かったりします。
一番最初に書いた論文がなぜか一番ウケているのですが、お気楽に書いたものなので、実に不思議です。
博論のできが一番悪いんじゃないでしょうかね(^^;
いつか、書きなおしたいと本気で思っています。。。

2月
2009

バレット食道ですか

本日、また病院に行ってきました。

胃の方はあんまりたいしたことないんですが、先日の胃カメラの検査結果から、「バレット食道」であると言われました。
説明は中国語で受けており、医者の手元にある検査報告書は英語なので、この用語は後からネットで調べました。

要するに長期間、胃酸からの攻撃を受けた食道粘膜が組織の破壊と再生を繰り返すうちに、本来の細胞の構成とは異なる組織に置き変わってしまう、食道の粘膜が胃の粘膜みたいになってしまう(?)現象が起きるみたいなんですね。

胃にあるような細胞が、食道に何でいるのさって感じ。
癌に変わるリスクは2%、できれば1年に1回検査したほうがいいよ、とのことでした。
こうなってしまうと、細胞は自然に元通りになることはないそうです。
癌細胞の予備軍といえなくもないのですね。
医者は一生懸命「恐がらなくてもいいからね、心配し過ぎなくてもいいからね、これから気を付けていればいいだけなんだし、100人のうち98人は何ともないんだから!!!」と力説してくださいました。

癌で死んでいる親戚は多いので、なんか分かるような気もします。
まぁ、案外、爆弾を抱えている自覚のある人の方が長生きしたりもしますから、ちゃんと生きろよという神さまのメッセージなのかなと思わなくもありません。

できる限り、ストレス減らして、怒ったり悲しんだりして胃酸が逆流してこないようにして、姿勢を正してよく歩いて胃酸には下へ下へ行っていただくようにするしかないのでしょうね(^^;

「コーヒー飲まないでね」
と言われて、更に悲しくなりました。
「お茶はいいよね?」と聞いたら「薄いお茶にしなさいね」と…

はぁ、健康は大事ですね。

2月
2009

楽観的な中国人?

昨年は金融危機なんかがあって、企業の人も海外出張を控えたり、訴訟に使える予算も減っているとか聞きます。
日本にいたときは大手企業の早期退職、リストラとか、毎日暗ーいニュースが流れて、お先真っ暗ムードなのに、なぜか中国人の意識は日本人と全く違うのよね…

これは国民性というしかないのだろうか(^^;
中国商務部が1月31日に公表したデータによれば、旧暦の大晦日から正月6日目までの全国社会消費財小売総額は2900億元で、前年同期と比べて13.8%も増加しているんですってね。

日本なんて、一時給付金とか、外からの圧力がなければ誰も物を買いませんよね。
すすんでお金なんて使いたがらない・・・確かにわたくしの子どもの頃のお年玉の使い道は「貯金」だったな。
中国の今の若者に聞いたら、すぐにあれがほしい、これがほしいと返事が返ってきますよ。
中国人だったら、メンツもあってパッと家族・友人・知人におごって、おごられた友人・知人もなんかのおりにはパッとおごってお返しする。
次は3月8日(国際婦人デー)に、事務所から何かもらえるだろうな(^^)
何年か前はバラの花1輪だったり、昨年はチョコレートだったなぁ…
こうして必ず消費が増えるわけ。
もし、事務所が何もくれなかったら、やっぱ従業員は根に持つし、主任にもメンツあるだろうし。

会社都合でリストラされれば、補償金を多少頂いて、「これまでバリバリ働いてきて疲れちゃったから、ここらで一休みもいいかもなぁ」ぐらいにしか思わないし。
どうせ、もともと社会保険制度とかしっかりしていないから、失うものが少ないのかもしれない。

日本企業をクライアントにもっている弁護士の収入も減るでしょう。
その弁護士に使われているわたくしの未来も明るくはないでしょう。
でも、皆、なぜか深刻じゃないんですよね…
「なんとかなるでしょう」
そんな感じ。
そもそも、弁護士も含めて我々はいつ首が飛んでもおかしくないような雇用形態で仕事をしているから、今さら将来に不安を覚えても仕方がないわけです(どこの誰が雇用期間の定めのない契約でやとってくれるつーの)

ちなみに、中国ではエリート大学院生の自殺数は多いけど、社内でウツになっている人をあまり見ないような気がします。
結局のところ、自分は自分という個の意識が強いので、合わない職場なら、転職でもするかってお気楽にかんがえられるからなのかもしれません。

おそらく、これまで日本社会の方が社会主義的だったので、ものすごい資本主義の波についていけてないような感じがするんですが。

2月
2009

雪花精霊

出勤しようと外に出たら、雪がちらほら降っていました。
雪は割と好きです。

ずっと座っているとまた胃液や胆汁が逆流して苦しいので、身体に負担がかからない程度にできるだけ外を歩き回ろうと思うのですが、どこに行っても、クリスマスもバレンタインも過ぎてしまったので街に華やかな雰囲気がなくなってしまい、残念な今日この頃。

2月
2009

火事のこと

この間、通称デカパンと呼ばれている中央テレビの主楼の隣のビルが火事になったのだそうで、驚きました。

わたくしはずいぶん、後になって知りました(^^;

母からは「あんたが昔住んでたところじゃないの?火事なんだってね」というメールが入ってきて、友人からも「近所で火事らしいね」と聞かれましたが、その時点ではなんのことかさっぱり。

皆はニュースを見てわたくしが知ってて当然という前提でメールをくださったので、細かい説明抜きなわけで、わたくしとしてはそれは旦那さんが住んでいる岡山なのか、かつて住んでいた名古屋のことなのか、中国北京で昔住んでいたところなのか、よく分からなかったのでありました。何せ、居所がたくさんあるので(まるで船乗りが港ごとに女がいるみたいな比喩…)どこのことなのか訳分からなかったのであります。
その後、CCTVだったということで、なるほどと思いましたが、勤務先からは地下鉄で3駅ほど離れていますので全然見えませんでした。

ちなみに友人の弁護士のオフィスはCCTVのビルから道路をはさんで向かい側にあるので、このデカパンビルがよく見えます。
本日、遊びに行ったついでに、黒こげたビルを撮ってみました。
携帯のカメラで黒こげビルを撮っている人がちらほらいました。

CCTVビルの火事の後

2月
2009

胃炎でした

わたくしと一緒に食事をしたことのある人はその偏食ぶりに呆れたことと思います。

もっとも、もともと胃が丈夫な方ではないのですが、ここのところずっと調子が悪かったので、徹底的に検査しましょうかということで胃カメラで診ていただきました。
米国系外資病院で診てもらったのですが、結果は胃炎及び食道炎だとのこと、写真ももらってきましたが、きっと他人の胃の中なんてものはキモいだろうと思い、アップはしませんが(^^;

主要な原因はピロリ菌と胆汁の逆流。

胃酸や胆汁を逆流させないために日常気をつけること。

脂肪の多いものは避けましょうというのがあるのですが、わたくしはそもそも脂っぽいものはこれまでも食べておりません…お肉も嫌い。これ以上、さっぱりしたものを食べろってか?

もっとも、コーヒーや紅茶は、何かを書いているときには信じられない量を飲むことがあったので、今後はやめようと思います。
そもそも水分とらないとこの北京では干からびるので、何を飲んだらいいのかな。お湯?

ひと肌より熱いものも避けた方が賢明とのこと。
実は熱いお茶、結構好きだったのですが、これからは猫のように暮らしましょうか。

アルコール、たばこはダメ。でこれらはもともと全然、やらないのでクリアです。

お腹を締め付けないように、というのもクリアです。体型的に「大きいサイズ」の洋服を買うとウェストがめっちゃ余るため、夏は基本的にワンピースを着てごまかし、パンツの場合も長さを重視するとやはりウェストが余るので、腰ではいてる感じなので、お腹はいつもゆったりです(^^;

遵守するのが一番難しいのは、やはり甘いものやめろって項目でしょうか。
ケーキなどの脂っぽいものはめったに食べませんが、わたくしのチョコ好きは有名ですし、小豆なんかも好き。
控えた方がいいと言われると悲しい…

ただでさえ偏食なのに、もっと偏食になれということですか?

確かに物を食べた後に動き回ったり下向くだけで食べたものが逆流してきたりする性質だったのでなんとなく納得です。
それから怒ると胃酸逆流してきますよね?しませんか?
菩薩のようになるよう努力します(^^;

2月
2009

一番嫌いな人

先日、仲良しのG弁護士が会議でもないのにピシっとして朝早くに事務所にやってきたので、どうしたの?と聞いてみたら、なにやらフランスのどこかの会社の人事の人に会うとおっしゃる。

G弁護士と日本人なら接点が見えるけど、なんでまたフランス人?
つまり、G弁護士のお友達があるフランスの会社の面接の最終選考にのこっていらっしゃる。
そしてそのフランスの会社は、最終選考基準としてそのご友人の友人と面談して、面接資料の一部とするのだそうな。
そういう面接もあるのですね。

表題は質問の一部です。
「XXさんの一番嫌いな人はどのようなタイプの人でしょうか?」
自分の嫌いなタイプはすぐ言えるけど、友人の嫌いなタイプの人と言われても難しいなぁと思ったのだそう。
ちなみにわたくしが一番嫌いなタイプの人間は無責任というかいい加減というか、責任感のない人でしょうか。

また、こうも聞かれたそうです。
「XXさんが転職に際して重視しているのは次の3つのうちどれでしょうか。」
1、権力
2、お金
3、理想

G弁護士いわく、もし権力が好きだったら公務員になるだろうから、1は除外、2のお金だったら、弁護士である以上、それなりに儲けられるので、たぶんお金でもない。となると、やはり3でしょうと。

しかしながら後でG弁護士ご本人が後で自分について言うと、3つのなかに答えはないそうです。
やっぱり、職場で重視したいのは「快楽」、楽しく仕事ができる職場が一番だとおっしゃっていました。

確かにそうですが、ある程度お金が儲からないと理想も追求できないし、人間関係も悪くなるので難しいですよねぇ…

2月
2009

格格凱蒂猫

さて、私はだれでせう。

キティちゃん後ろ姿
 :☆;。
     .’★‥
       ・*。・
         ☆。.
       .;*:
      ・’゜
     ★。..
      :*:・
       ‘゜☆。
        ・’゜★.
          .:*:・
           ‘゜☆。
           .::
         ・.★:*:

格格に扮したキティちゃん

紫禁城をバックに格格(満州族の皇女と内親王に対する呼称)に扮したキティちゃんでした。
やはり、中国というと清朝というイメージなのでしょうか。
わたくしとしては、明代とかの衣装を着たキティちゃんも見てみたいのですが。

2月
2009

ご当地キティ(北京ダック)

コレクターというほど、多くのご当地キティを持っているわけではないのですが、数個もっています。
世の中にはたくさーん集めていらっしゃる人がいるのですよね。

そこで先日、東京でお会いした出版関係にお勤めのO氏に「北京のご当地キティといかにも日本らしいキティを交換してほしいと申し出てみたところ、取引が成立いたしました。
左は滋賀の大津絵藤娘に扮したキティちゃん…可愛いです。
右はわたくしがO氏に差し上げた北京ダックに乗るキティちゃんと少し根付のデザインのみ違ったキティちゃんであります。

大津絵藤娘と北京ダックキティ

O氏は各地の名産物のかぶりものをしたキティちゃんがお気に入りみたいですが、わたくしは可愛いファッションに身をつつむキティちゃんが好きです。今、気に入っているのは着物とか、浴衣、民族衣装系でしょうか。
甲賀忍者のキティちゃんがいるらしいのですが、いつか手にしてみたいと思っています。

2月
2009

誕生日

昨日、19回目の20歳の誕生日を迎えました(笑)。
ほとんど、空と道路の上におりました。

昨日の午後は以前、一緒に仕事をしていたNさんと東京ドームホテルのランチビュッフェをいただきました。
しかし、最初に案内された席が隣り合わせで座るカップル席(?)みたいなところで、二人とも思わず苦笑。
確かに並んで東京の景色が見られるいい席なんですけど、狭すぎですよ~
その後、荷物も多いし、四人掛けの席へ移動させてもらいました。

でも10歳くらい年下のNさんといて、そういう風に勘違いできなくもないのか…とちょっと驚きました。
まぁ、わたくしとわたくしの夫は20近く歳が離れていますが、男性がずいぶん年上のカップルは珍しくもないけど、逆はあまりないのではないかと…最近はそんなことないのか!?

Nさんは出張で東京へ来たうちのZパートナー弁護士をお迎えついでに、わたくしを成田に送ってくださり、成田までの退屈な時間が楽しいおしゃべりタイムになりました。
お手洗いのために立ち寄ったサービスエリアでは、千葉のご当地キティちゃんもゲットしました。
久しぶりにサービスエリアなんてところにも寄って新鮮でした(夫は免許ないし、わたくしは免許があっても車を運転しないので、久しく世の中にはサービスエリアなんてものがあることを忘れていました)。

P.S
さきほど、事務所の仲の良い方々にケーキを買っていただき、美味しく頂きました。
孔子は30にして立つ、40にして惑わずといいましたが、30代もクライマックスに近づいているのに、不惑への道はまだ遠い感じです。