3月
2009

新人類との会話(誤解篇)

先日、わたくしの部屋で弁護士、秘書の女の子とあるクライアントの話題で盛り上がっていたところ、20代の女性S弁護士が「XXさんって処女…って聞いたんですがそういうイメージじゃないですよね云々」と発言。
わたくしは、一瞬「へ?」と思ったものの、最近の女の子は真昼間からなんてこと言うんだいと思いながら聞き流したら、30代前半のG弁護士が「あ~びっくりした。いきなり何を言うかと思ったら、あんたの喋り方が悪い~」とおっしゃる。

つまりこういうことです。
「XXさんはおとめ座だって聞いたんだけど、そういうイメージじゃないですよね」
中国語では乙女座は「処女座」といいます。
「処女」と「座」の間に妙な間が空き過ぎて、その場にいた人は一瞬「へ?」と思いつつ、新人類は何てこと言うんだいと思ったものの、後の話をよく聞いていたら、誤解が解けたってな訳です。
ちなみに、3人が誤解をしましたので(日本人1人、中国人2人)、わたくしの聴力の問題ではなく本当にそう聞こえたんです。
でも、彼女ならそう言ったのかもと思わせる原因は、もしかすると、彼女だけが「80後」だったからなのかもしれません。

中国の流行語で「80後」とは、1980年代以降に生まれた若者のことをいいます。
2002年ころからメディアに登場し始めたらしいですが、今では流行語と化しているのはご存じのとおり。
世間はこの世代を「責任感が無い」「自分勝手」な新人類と位置付けているようです。
ま、いつの時代にも「若者は変~」って言われるものですがね。
気の毒な若者たち…
ちなみにわたくしは70年代生まれです(^^;

3月
2009

ブルーベリー味のぽてち

中国ではへんてこりんな味のポテトチップスが売られています。
夏のレモン味はいいとして・・・
きゅうり味とか(^^; でも、これが結構美味しかったりします。

マンゴー味とかライチ味というのも存在します(これは何だか不思議な味よ)

で、ブルーベリー味ってどうなのよ…何だかやばそうな気がするけど、つい買ってしまいました。
ブルーベリー味のぽてちの画像

3月
2009

中国の学術書の表現は面白い

最近は、めっきり専門書を始めから終りまで通読するということがなくなりました。
調べたいときに、調べたい所をぱっと見て終わり…
別にそれでも通常の仕事上、何ら困ることはありませんが、これでは研究者失格だわなと思い、日頃、あまり見ない「はじめに」という部分を読んで、著者の先生の法律に対する熱い思いをおすそ分けしていただきました。

そこでふと思ったのですが、日本の先生は超真面目というか、一般人が日常あまり使わない言葉をよく使うんですよね。
うっかり、わたくしも翻訳でそういう言葉を使うとチェッカーがその言葉を知らなくて誤訳とされることもあったりして。
あと、カタカナも多いなぁ…訳しきれない言葉は全部、そのままカタカナにしてしまう日本人って何か協調性ありすぎですね。

それに比べて、中国の先生はユニーク…というか故事成語がお好き。
由緒正しい故事成語でなくとも、俗にいう四字熟語や、自分で語呂のよい韻を踏んだスローガンみたいな章タイトルをお付けになったりもする(こういうのは本当に訳しようがなくて苦労する…)

例えば、所有権と知的財産権の違いを説明する場合、日本人だと

情報は公共財的性格を有しており、その最大の特徴は、消費の排他性がないという点にある(消費の排他性、非競合性)。つまり同じ情報を複数の者が同時に使用し得る(重畳的使用可能性)。
中山信弘著「著作権法」有斐閣、2007年10月、18頁

とのように真面目な言い回しが普通に延々続くのですが、中国の先生によると

知的財産権の権利者は「貨許三家」(訳注:一つの貨物について三人と約束する)又は「一女両嫁」(訳注:一人の女性が一生のうちに何度も嫁ぐこと)となってもかまわない。不動産一棟の所有者は売出時に、それぞれ独立した二人の買主に売ることはできない。
鄭成思著「知的財産法論」第三版、法律出版社2003年10月、64頁。

とのような説明がお好きだったりして。
しかしながら、前者の日中訳も後者の中日訳も妙訳は困難なのではないかと思ったりするのでした。
何でも訳したがるのは職業病(^^?

3月
2009

人脈術

レバレッジ人脈術

人脈に関する本を聴きました。
感想を一言で言うなら、「反省」しました…
「人脈」とは誰を知っているかではなく、どれだけの人に自分が知られているかということだそうです。
勝間和代氏の本でもよく出てきますが、「教えて」ではなく、自分が他人に対して何を与えることができるが、どういうことで相手に貢献できるかってことなんですよね。

それは、フツーの人間にとって、非常に難しいことだと思います。
自分が分けてあげられるものを持っていないのなら、アプローチする時期ではないわけです。
最近、自分は兄弟子や先生に「教えて」っていうことが多すぎて、反省しました。

それと、わたくしは、わたくしによくしてくれる人の前では喋りすぎてしまうのですが、これも反省。
自分が相手に貢献しつつ、しゃべる時は自分が10で相手が90くらいのつもりでいろって難しいですよ。
そういえば、大学の先生の中には、学生(わたくし)にたくさん喋らせて、大幅に軌道を外したときだけ口をはさんで、自分ではあまり何もおっしゃらないのに、最終的にはたくさんわたくしにインスピレーションをくださるという人もいますが、おそるべしです。

それから、いつもわたくしの助長なメールを読んでくださる友人には感謝しております。
要件以外につい余談を書いてしまう悪い癖。
長いメールは、相手の返信の負担になりますよね。

わたくしの周囲の方、今まで我慢してくださってありがとうございます、反省、反省、反省の一冊でした。

3月
2009

蔵書印

書店から買ってきた本を家に持ち帰らずに職場の机の上に置いておく場合、行方不明にならないようにハンコを押しておく癖がいつの間にかついておりました。
職場で参考にする日本語の書籍は全部、自腹なので、貸すのはいいけど、ちゃんと帰ってきてね、という意思表示の意味で、名前を書くのが面倒くさかったため、適当に作った安物の四角いハンコを代用していたのですが、これってよくよく考えてみると「蔵書印」の役割を果たしていたのですね。

蔵書印は、書物の所蔵を明らかにするために蔵書に捺した印影です。中国で早くに発生し、それが日本に伝わってきたとされています。しかし、日本最古の蔵書印は奈良時代にまで遡ることができますが、いつ、どのように伝わったかは明らかでありません。ともあれ、以来、江戸時代中期までは社寺や特権階層の者など、極めて限られた人々しか使用することはありませんでした。ところが書物が一般に流通するようになると、学者や文人の蔵書家が出現し、趣向を凝らした多種多様な蔵書印が考案され、用いられるようになりました。
国立国会図書館「蔵書印の世界」より
http://www.ndl.go.jp/zoshoin/zousyo/zousyoin.html

わたくしが所有する本は大学の先生方に比べたら多くはありませんが、やっぱり本は失くしたくないですからね。
印影は「有里之印」で、誰でも読める楷書体で書かれておりますので、何だか笑える印影です。
日本では使い道のなさそうな四角いガラス製の2センチ×2センチのハンコだったりします(財務角印くらいにはなる?)

しかし、世の中にはいろいろ凝った蔵書印があるのですね。
「XX文庫」とか「XX図書」、「XX蔵書」という文字とともに、楽譜なら楽器の絵が隣に彫ってあったり、草花の飾り文字で彫ってあったり…
凝った蔵書印を彫ってくれる業者さんていうのもネットで検索するといっぱいいるんですね。
今度、機会があれば中国語名、游鯉で蔵書印を制作してみたいものです。

3月
2009

朽ち果てた裕陵…

昨日、明の十三陵、つまり明の皇帝13人の陵墓が点在しているこの地域に遊びにいってきました。

有名な定陵(地下宮殿が有名ですね)や長陵の中は観光しませんでしたが、15世紀そのままの姿で朽ち果て、今に残っている裕陵や茂陵(非公開)を横目にハイキングをしてきました。
これは、噂によれば、あと数ヶ月で改修される計画なので、この姿を見ることができるのはあとわずからしいです。

十三陵

正直、わたくしはもう何年も北京にいるのに、明の十三陵に行ったことがなかったのです(^^;

3月
2009

情緒的な日本語、論理的な中国語

昨夜、武吉次朗著「日中中日翻訳必携」、日本僑報社、2007年を読みました。

コピーは「翻訳の達人が軽妙に明かすノウハウ」というものです。
なるほど、確かにそうだよね、ということがいっぱい書いてありました。
中国語がある程度できる方は読んでみると納得できることが多いと思います。

わたくしの翻訳は、客観的に見て「硬い」です。自分でもよく知っております。
もっとも、弁護士の意見書や論文の翻訳がメインなのですから、それでいいと思っておりますが。
でも、その気になれば、一般文書も、ラブレターも、ライトノベルも書けますよ(^^;

せっかくなので、書籍の内容を一部紹介しましょう。

<情緒的な日本語、論理的な中国語>
「携帯電話の使用はお控えください」
これは「お願い」なのか、「要求」なのか、ある人が私鉄会社に尋ねたところ、「禁止することです」との答えだった由。以前、中国の列車に乗った時、「厳禁…」が10くらい並んだ規定が目の前に貼ってあり、見ただけでクラクラした。日本の映画館に入ると、スクリーンの横には「禁煙」と書いてあるが、アナウンスは「たばこはご遠慮ください」

中国語なら当然、お控え、ご遠慮などとは言いませんね、「やめろ」と言いますヾ(^^;

「あなた、お茶が入りました」
金田一春彦氏はこれを、「なんと美しい言葉であるか」と絶賛する。

いや~原節子さんとかが出てきそうな台詞ですな。
他の言語だったら、誰が何をしたかを明確にしないと文章になりませんが、日本語は便利なことにお茶が勝手に入ってくれちゃうわけです(^^;
恩着せがましくない日本文化らしい表現です。
ちなみに日本では夫がよくコーヒーを淹れてくれますが、確かに彼も「コーヒーができたよ」と言います(^^)

「電話が少し遠いようですが・・・」
初めてこれを聞いた中国人は、たいてい面食らう。相手の声が小さくて聞き取りにくいのを、日本人は電話機のせいにするのだから。

もちろん、わたくしが中国語で中国人に言うときは「よく聞こえないので、もう少し大きな声でお願いします」とはっきり言いますね。ただ、携帯電話等は本当に電波が悪いときがあるので「電波がよくないので聞こえなかった」とは言いますが。

ちなみに、わたくしは中国語の論文を書くときは、日本語の下書を書くことは絶対にありません。
そのままストレートに中国語で書き始めます。
日々の考え事も、仮想の読者や聴衆が中国人であれば中国語で思考しております。
ですから、中国語で話すときのわたくしはハッキリした性格になります。
わたくしはXXと思う、大多数の者がXXと思っていると言わざるを得ないからです。
XXであろう、XXだと思われるなどという、何だか事柄が勝手に発生したような、誰が言っているのか主体が不明確な言い方ができないからですね。

3月
2009

五行で見る職場環境?

五行思想は、万物は木・火・土・金・水の 5 種類の元素から成るという古代中国に端を発する説です。
人も生まれ年によって、「私は木命だ」とか言ったりします。
ちなみに、わたくしは「木」の年に属しております(^^)
そのせいか、事務所のわたくしの部屋の観葉植物はよく育っています(本当にすごい成長ぶりで何にもしていないのに毎年花が咲きます(^^;)
火命のG弁護士の部屋の観葉植物は、次々にかれるので、先日、こっちに避難させてくれとG弁護士がもっていらっしゃいました。
恐るべし五行(^^?

これら5種類の元素は、互いに影響を与え合い、循環する、という考えが根底に存在しまして、人にもそれで相性があったりするわけです。

つまり、「木」のわたくしは、水の人に育てられ、わたくしは火の人が燃えるのを助ける循環関係になります。
そして、金は木を貫きますから、いじめられ(?)わたくしは木の根から土の養分をしゃぶりとる(?)というように、あまりよろしくない関係になるのですな。

気になって誰が何に属するのか調べてみましたら、G弁護士が火で、S弁護士が水、Z弁護士が土であることが分かりました。
誰とは言えませんが、何だか道理にかなっているよ、という人もいました(笑)
ま、それは置いておいて、学術系の知り合いには同類の木が多いようです。
同類同士、助け合う関係になるそうです。

水命の人、大歓迎です(^^)

3月
2009

中国往事―Memoirs In China

土曜日に中国の人気俳優の張國立と宋佳が主演する全42話の歴史大河ドラマ「中国往事」のDVDを買いました。
英語タイトルはMemoirs In China です。
セリフを2、3拍後れで喋ることにより、中国語能力がUPしないかなぁとか思って、久しぶりにドラマでも見てみようと思ったのです。

時代は清代末期。
もっと現代ドラマを見りゃいいものを、わたくしは時代モノが大好きなのです。

大きなお屋敷の大奥様の過ちによって生まれてしまった婚外子の男の子の目を通して、お屋敷の様々な人間模様が繰り広げられます。
このドラマのテーマは一体、何なのでしょうね・・・女性の婚外恋愛とその罪、人間の弱さというようなことでしょうか。
主人公があこがれているお屋敷の二男の若奥様は、美人で賢くて優しくて旦那さまによくつくすのですが、旦那さんは仕事に夢中(地下組織の活動にも夢中)で構ってくれなくてさびしい思いをしております。
それで、旦那さんの友人の外国人とできちゃうんです。
正直にいいますが、この若奥様、大嫌いです。
最後は旦那さんの子どもではない子どもを産んで(相手が外国人だから誰の子かはすぐばれますね)、里帰りさせられる途中で自殺しちゃうらしいですが、かわいそうとは思えません。
旦那さんもかなり我儘なおぼっちゃんで身勝手なので、浮気されて当然なんですが、若奥様、ほんと嫌い。
別にわたくしが潔癖だから嫌いとかいうんじゃなくて、若奥様が不細工でおバカだったら、絵にならないだろうなというところが気になってしまうのですよ。

結局、ぼーっとドラマを見てしまいました。
中国語のためだったら、さっさと見終えて、真面目に教材を繰り返し聞いた方がよいのでしょうね。

3月
2009

3.8婦女節

昨日は国際婦人(女性)デーでした。
1904年3月8日にアメリカ合衆国のニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたことに由来する記念日でございます。
日本ではこれをお祝いする習慣はありませんが、中国ではあります。
3月8日が平日に当たりますと、男性の上司等が女性従業員に花とかお菓子をくれたりします(^^)

今年は日曜日だったので、今朝、バラの花1輪とチョコレート1箱いただきました。
幸せです。

しかしながら、哀しいこともひとつ。
今朝、事務所の部屋で飼っていた観賞魚(ベタ)が死んでいるのに気付きました。
土曜日はフツーに泳いでいたのに…なんで?
昼休みに近所の河に流してあげるつもりです。