12月
2009

忘年会終了

午前中は事務所で仕事をしましたが(特に急ぎの仕事がない人は今日は事務所に来ませんが、そうでない人はちらほら事務所にいました)
午後は忘年会。
カラオケ庁の部屋を一つ貸し切ってのパーティです。

忘年会の出し物のトップバッターだったのだけど、ずっこけた(^^;
まぁ、皆で合わせる練習が不足していたから、しょうがないんだけどね。
でも、楽しくやったという点では、別に問題なかったのかな。
演奏と歌唱という点から見たら、ボロボロだけど(^^;
別にプロじゃないんだからいいよね。

舞台では色は黒だけど、サテンのように光る素材の柄が入っているチャイナドレスを着たので、なんつーか、恰好だけは一人前にしてみました。
お前、どこのパーティにおよばれされてるのってな恰好で、事務所で普段着から演出用のチャイナドレスに着替えて会場に出かけたので、、なんか事務所を出るときは、ものすごく浮いていましたが、舞台に立ってしまえば、地味なんですよね。
自分の出番が終わって、2番目の日本チームのZQ先生の歌を聴いて(声が大きかった)、3番目の日本チームのMさんの剣舞(かっこよかった)を見てから、普段着に着替えました(わたくしの場合、普段着にしてもチャイナカラーだったりして…)
手話と歌の出しものでは、K弁護士のチームがどこかからトラのきぐるみ(遊園地とかで子どもに人気があるやつですね)を借りてきて着て踊ってくださり、とってもかわいかったです。

来年は何をしよーかなぁ…ふふふ

12月
2009

チャイナドレスは店員みたいか?

一般的に中国人は西暦の新年をあまり重視していないようで、1月1日しか法定休日じゃないんだよね。
そんなわけで、今日もお仕事です。

明日は忘年会だから、ほとんど働かないけど~~~
このくそ寒いのに、チャイナドレスを着るつもりです(どうせ、こんな時でもないと着られないし…

そういえば、中国人と一緒にチャイナドレスやチャイナカラーの上着を見ていると、必ず「これじゃあ、服務員(主としてホテルやレストラン等の店員さんを指します)みたいだから嫌だ」っていうセリフが出てくるんだよね。
確かにレストランやホテルの接客業の人がよく着ているけど、なんで皆そこまで気にするのかと思うくらい、「服務員みたいになるから自分には似合わない」って言うよね。
わたくしのようにこういう衣装が好きな中国人もいるけど、少数派かもしれない。

日本で着物や浴衣を見ているときに「これじゃあ、日本料理屋のお運びさんみたいだからいや」とか「旅館の中居さんみたいだから嫌」ってあまり言わないよね。

そうやって考えてみると、日本の着物は旅館の普通の従業員が着ているものは地味で、日常、着る着物と混同することはないのかな。
中国の場合、レストランの門でメニューを抱えて立っている女の子のチャイナドレスも派手だもんね。
わたくしなんて、どんなデザインのチャイナドレスを着ても、自分では店員みたいで嫌って思ったことはないんだよね(もっとも、傍からはそう見えているのかもしれないけど)。
あるいは、美人じゃないから、何着てもおおよそ接客業の女性には見えないだけなのかな。
だとしたら、「店員みたいでいや」って、かなり自信家のセリフだよね。
そんなに気にしなくても、大半の人はチャイナカラーの服を着ても店員のようには見えないと思うんだけど。

それと、やっぱり職業的な貴賎ってあるのかな…例えば普通のレストランのお姉さんは確かにそんなに難しい試験とかを通ってやっとなれる職業じゃないけど、実際は超大変だと思うので(だから日本では考えられないような態度の悪いお姉さんもいっぱいいるけど)、そういうお姉さんに見えるのがイヤって言わなくてもって思うのだけど…
わたくしはむしろ、ホテルとかレストランのお姉さんと間違われたら嬉しいが…
(だって、皆、綺麗で可愛いじゃん。顔がいまいちでも、少なくとも太めの人はいないし…)

12月
2009

雲南人もどき

G弁護士と一緒にお買い物に行きました。
(別に権利侵害品の公証購入とか、そんなものではなくて、普通の女子のショッピングです)

G弁護士はわたくしがどんなにお願いしても忘年会でチャイナドレスを着てくれないので、だったらせめてパーティに行けるぐらいの正式な服を舞台で着てよとお願いしたところ、じゃあ、買い物に行こうということになりました。
G弁護士は今回のお買いものでオシャレで可愛いワンピを買いました。
まぁ、冬だし、みんなでチャイナドレスは今回は諦めるか…

そして、前にも書いたかもしれませんが、わたくしは民族衣装もどきの服が大好き。
会議のない日は「あんた何族よ」というような柄のスカートや上着を着ているので、今日もそのままお買いものしていたら、店員さんに少数民族と間違われました。
面白いので、そのまま否定しませんでした(^^;
「雲南って行ったことないけど、綺麗なところなんでしょう?」と聞かれたので、わたくしも行ったことないけど「うん、うん」と答えておきました。
もっとも、肩に楽器担いで、変な上着を着ていて、標準語が訛っていて、時々知らない言葉を話す(要するに中国語の中に日本語の単語を混ぜて喋るわけですな)ため、そう思われても仕方がないかなって。
日本人で中国ができる人はよく香港人に間違えられる人が多いんだけどね。
わたくしは一度も香港人に間違えられたことがない…

外国人慣れしている人には「あんた韓国人だろ」と言われるか(これは単に中国には韓国人が多いせいだと思う)、外国人慣れしていない人には、どこかの省のド田舎から出てきた少数民族だと思われるのでした…(要するに服装がイケてないのか???)

G弁護士が後で「店員さんに雲南から一体どんな商売のために北京に来たの?」って聞かれて、変だなぁと思ってきょとんとしていたら、「お連れのお姉さんはただの友達なの?もしかして、彼女は北京に来たばかり?標準語が訛ってるよねー」と言われて、やっと状況が飲み込めたと言って笑ったのでありました。

12月
2009

天津にて講座

昨日、友人の紹介で天津市の現代職業技術学院というところで講座をしてきました。

実は、こんなに若い子たちに話した経験は高校の教員免許の時以来なので、やっぱ若い子にウケるテーマっていうやつがよく分からなくっていて、学生にとって眠い講義だったろうなという気がします…(次回、機会があればテーマをもう少し考えます)

自分自身が商業高校出身なので、かつて自分がどういうことに興味を持っていたか思いだせばいいはずなのにね…
将来役に立つだろうという話は、今されてもピンとこないってところでしょう。
知財で著作権なら、アニメや音楽の著作権がらみ、インターネット上の権利侵害の話だったらまだ、身近に感じるかなぁ。
次に話が来たら、ネットの権利侵害でもテーマにしましょうかね。
日本語でも面白おかしい講義や分かりやすい講義というものは難しいですよね。
大学の先生の大半は面白くない眠い講義してるんもんねぇ…
外国語で面白い講義ってどうやればいいんだろうね。
やはり講義対象者をはっきり認識して、テーマを選ぶべきでした(最近、超忙しかったので別のところで使ったものを使いまわしてしまいました…申し訳ない)

【余談】
久しぶりの天津でしたが、今は移動がすごく便利になりましたね。
北京南駅に行ってその当日、切符を買って列車に乗ったら25分で着いてしまう。
中国の人はこれまで日本のように数時間かけて都心まで通勤してくるっていうことはなく、自転車(又は近距離のバス)で行ける距離にお勤めするのが普通だったわけですが、将来はのんびりした天津で家を買って暮らして高給を取りに北京へ通勤するっていうのもアリなんだろうね。

12月
2009

中国の健康診断

今までビザのための健康診断とか、自費でしか健康診断を受けたことがなかったのですが、このたび、職場がわたくしにも健康診断カードをくれました。
まぁ、ちゃんと正規に雇用されているので、請求すればよかったのだろうけど、契約書に書いてなかったし、ダメだろうと思っていたので言わなかったのですが、事務局に言わせると「外国人は中国人向けの健康診断受けるの嫌かなと思って」とのことだそうで「いえ、とんでもない、よろこんでこの権利は享受させていただきます」と言って受けてきました。

まぁ、日本とあんまり変わんないんですが、違うところは「中国医学」という項目があるってことでしょうか。
日本だと最後に内科の先生からいろいろお話を聞いて終わりなのでしょうが、中国は外科、内科、中医の先生が話をしてくださるようです。

先週は仕事がめちゃくちゃ忙しくて連日、2時3時に寝ると言うような生活を続けていたので、何か変な結果が出そうで嫌なのですが。
土曜日に一緒に健康診断を受けたG弁護士もほんとは9時半に待ち合わせていたのに、9時45分になっても現れないので電話したら「寝過ぎた、今行くから、ちょっと待って」とか言ってるし…

中国医学の先生はわたくしの、脈を測って「脈が弱いわね、疲れてる?」と聞いて、「気血不足ね」との診断を下しました。
はぁ???
単純に訳せば「元気ない」ってことなんだろうけど、いまいち概念がよく分からないなぁ。
中国医学を勉強している日本人に聞いてみないとどう訳していいのか分かんないわ。

ちなみに、血を抜いた後は、ご飯を食べてよしとのことで、検査センターが用意しているお粥やゆでタマゴ、クッキーを食べました(日本だと全部の検査が終わってから病院の食堂で食事ってことなんだろうけど、中国の人はそのまま検査服をきたまま、途中で食べに行くけど???)

12月
2009

聯誼会

年末に職場で「聯誼会」があります。
まぁ、親睦会って意味ですが、時期的に要するに日本の忘年会です。
先の記事にも書きましたように、ワタクシは笛吹いて、歌を歌う予定です。

中国のこの手の会はまるで日本の幼稚園や小学校の学芸会みたいなノリがあるので、最初に参加したときはとてもついていけませんでしたが、大人が無邪気に楽しそうにしている様を見ていると、ほんと、心がなごみます。
大した娯楽がなかった昔は、こういう行事が従業員の唯一の楽しみだったのかもしれませんが、豊かになった現代の都市で働く人たちにとっては、ほんとは、内心大して面白くもないのかもしれませんが…
でも、相変わらず皆で無邪気にご飯食べて、人の芸を見て、一緒に歌ったりしてます。
(ただ、景気が悪いと、経営者はこういうところで経費をケチるので、従業員は今年の飯はまずかったとか、裏で悪口をいいますが…)

学生時代はよく「北国の春」を歌わされました(^^;でもいまだに全然歌詞を覚えていません。
今の日本では、職場や学校でのこういうばかばかしい集いに誰も集まらないかなって気が…

わたくしも日本だったら、笛吹かないな。だって「ド下手くそ」って苛められるにきまってるもん。
なんで、日本人はこうも完璧主義なんでしょうね。
しらふで、こういう会に参加できる無邪気なところは中国人のいいところかなと思います。

12月
2009

NANAの感想

職場の日本語が分かる女性陣の間で矢沢あい著の少女マンガNANAを回し読みしています。

そういえば勝間和代さんだったと思いますが、NANAの人気の理由の一つは、登場人物の誰かに感情移入(共感?)できるからというようなことを言っておられたように記憶しております(違っていたらすみません)。

自分は誰が一番好きかというと、美人で才能あってプライドの高いナナが好きです。
マンガの中でナナのファンの女の子が言っているように、「あの切羽詰まった感じで歌うナナはカッコいい」っていうことです。
男についていって上京するみたいなことはせず、ピル飲んで妊娠を回避するっていう意志の強さも好きです。

わたくし、昔から少女漫画、少年漫画でよく分からないのが「XX先輩を追いかけて同じ高校(大学)に進学する」「XXちゃんを絶対に甲子園に連れていく」という類のストーリーなんです。
何で彼氏(彼女)にあわせないといけないの?
二人で同じ夢を追いかけるのならいいんだけど(例えば両方とも俳優さんだったり、音楽家やダンサーだったりする場合)、理由もなく単に片方について行くというストーリーは訳わかんない。
だから、ナナはレンを追いかけて上京したわけではなく、あくまで自分の夢のために上京したっていうところがすごくよいのです。

それに対して誰が一番嫌いかっていえば、ハチこと奈々ちゃんでしょうね。
彼氏を追っかけて上京、彼氏に振られて、流されるままに恋をして妊娠して出来ちゃった結婚?
しかも、二人の男性のどっちの子だか分からないって…あんた…一体。。。
わたくしの辞書にはない生き方なので、ムカつくんでしょうね。
でも、裏を返せば、ここまでムカつくのには理由があって、おそらく、わたくしはこういう恋愛至上主義な可愛い女の子に自分はなれないから嫉妬してるンでしょうね。

生まれかわれるなら誰がいいかという視点になるとこれまた話は別で、ナナや奈々ではなくて、レイラさんになりたいです。
美人で歌う才能に恵まれていて、周囲からお姫様のように大切にされている存在?
まぁ、マンガの話をベースに妄想するのは自由ですわね(^^;

12月
2009

忘年会に向けて

ここが日本なら絶対やらないところなのだが…
忘年会で笛吹いて、歌を歌おうと思っている。
(いちおう事務局が若者を中心にいろいろ芸をやれやれとすすめている)
最近、もう人生に疲れちゃって、面白おかしく生きたいと思っているわたくしとしては(^^;若者に童謡等を各国語で歌おうよう~と誘っている。

以前は、わたくしのいる部屋(4人相部屋だが2人しか使っていない)の斜め後ろの席には米国弁護士(米国籍韓国人)のお姉さまがいらっしゃったのですが、米国育ちの彼女と日本育ちのわたくしの体感温度差がありすぎてお互いに気を使うので(これはカルチャーショックと言う意味ではなく、本当に空調の温度の話)彼女は別の部屋に移っていき、今はイェールを卒業したばっかという中国人のお兄さんY君が隣に座っております。
彼はわたくしよりずいぶん若いのだろうと思っていたら、実はそんなに差はないけど、この間まで学生をしていたせいか、やることなすこと20代に見えるんだな(人のこと言えないけど…)
結構、彼は女の子たちから可愛がられている(からかわれている?)ので、当然、わたくしとしても、若い女の子を誘うダシとして、まずは彼を引っ張り込んでやった(^^)うっしっし。

誘う口実は、「ドレミの歌を各国語で歌いたいと思ってるんだけど、日本業務チームって英語下手くそだから、助けてよ、よろしくねっ!」
彼曰く「ボクだけ男って寂しいですよ、嫌ですよ~」というので、「だったら、CF先生とか、ZJY先生とか、ZJC先生とか欧米業務チームのメンバーの誰を誘ってもいいよ~」とワタクシ。
「え~そんな大先生に童謡歌おうなんて、怖くて誘えないですよう」というので、「ええい、ごちゃごちゃ言うでない!もう事務局にメンバーとして登録してきちゃったから(嘘)」と振り切ったのでありました。
ちなみにZJC大先生なんて、君らのために芸をするくらいなら、君らに無報酬でリーガルサービスを提供してあげるほうがいいというくらい、人前には立ちたくないらしい…
(いい声してるのになぁ)

お陰さまで、わたくしの周りいる若い女性弁護士や秘書と楽しく童謡を歌うことができそうです。
昨夜の残業ついでにドレミの歌を練習するつもりが、S弁護士とついつい「兎と亀」を吹いて歌って遊んでしまい、同室で本を読んでいたY君、「ボク、集中力あるので、隣で音出しても構わないですよ」と言いながらも、歌って踊る若い女の子2人と笛を吹くワタクシに呆れていました…

実は「兎と亀」を一番上手に歌えるのは、日本チームのパートナー弁護士ZQ大先生だったりするのですが(お子さんが子どもの頃歌っていたのでしょう、歌詞をすべて暗記されていて中国人とは思えないほどお上手です)、「どうですか?参加しませんか?」とお誘いしたところ、一蹴されました…

しかしながら、わたくしの十八番の「兎と亀」は、W秘書の「お願いだから、恥ずかしいことだけはやめてね」という懇願に負けて、今回はパスです。

12月
2009

体力のないワタクシ

昨日は1日中会議でした。

会議の内容をすべて通訳したわけではないけれども、死ぬほど疲れました。
もっと頭を使っているはずの弁護士はピンピンしております…
彼女は「人」ではない…きっと「ドラえもん」のようなロボットなんだ~と再認識しました。

いちおう、別の仕事も抱えていたので、家に帰ってから仕事をしようとしたのだけれでも、パソコンを立ち上げた後、いつの間にか意識がなくなってしまい、1時間後に机に突っ伏して寝ていたのでおでこが痛くて目を覚ましました。
あぁ、これがわたくしの限界なんだ…

司法試験が超簡単だったとしても、弁護士にだけはなれないというか、なりたくもない…

12月
2009

ワニで遊ぶ

最近、ワニのぬいぐるみが若い弁護士さんの机の上にあります。
ワニの口には手を入れることができ、そこに自分の手を入れて頭をのせると、自分の腕が枕に変身!という女の子が如何にも好きそうなグッズです。
わたくしは、これを手袋にして外を歩きたいなぁと言ったら、さすがに、でかすぎて、目立つからやめなさいと止められました。

あまり可愛いので
「ワニ、ワニ~~~」と日本語で言いながら、手にはめて喜んで若い女性弁護士Sさんの周りで遊んでいたら、S弁護士が急に「玩にぃ?(wanrni)」と首をかしげました。
「ワニ」という言葉を「わぁにぃ」と間延びさせて発音すると
「玩(遊ぶという意味の漢字)にぃ(ニイハオ!のニィで、あなたという意味の漢字)」
という中国語に聴こえるようで、つまり「あなたをからかってますよ~」「冗談ですよ~」というニュアンスになります。

ははは~
でも、まさにワニのぬいぐるみ枕で、S弁護士に遊んでくれ~って言っているのだから、意味的には間違っていないのですが。
「わに」は動物のワニ(鰐)のことだよと説明して二人で「わぁにぃ、わぁにぃ」と遊んでいたら、パートナー弁護士が通りかかって…(^^;
マズイ…