12月
2009

チャイナドレスは店員みたいか?

一般的に中国人は西暦の新年をあまり重視していないようで、1月1日しか法定休日じゃないんだよね。
そんなわけで、今日もお仕事です。

明日は忘年会だから、ほとんど働かないけど~~~
このくそ寒いのに、チャイナドレスを着るつもりです(どうせ、こんな時でもないと着られないし…

そういえば、中国人と一緒にチャイナドレスやチャイナカラーの上着を見ていると、必ず「これじゃあ、服務員(主としてホテルやレストラン等の店員さんを指します)みたいだから嫌だ」っていうセリフが出てくるんだよね。
確かにレストランやホテルの接客業の人がよく着ているけど、なんで皆そこまで気にするのかと思うくらい、「服務員みたいになるから自分には似合わない」って言うよね。
わたくしのようにこういう衣装が好きな中国人もいるけど、少数派かもしれない。

日本で着物や浴衣を見ているときに「これじゃあ、日本料理屋のお運びさんみたいだからいや」とか「旅館の中居さんみたいだから嫌」ってあまり言わないよね。

そうやって考えてみると、日本の着物は旅館の普通の従業員が着ているものは地味で、日常、着る着物と混同することはないのかな。
中国の場合、レストランの門でメニューを抱えて立っている女の子のチャイナドレスも派手だもんね。
わたくしなんて、どんなデザインのチャイナドレスを着ても、自分では店員みたいで嫌って思ったことはないんだよね(もっとも、傍からはそう見えているのかもしれないけど)。
あるいは、美人じゃないから、何着てもおおよそ接客業の女性には見えないだけなのかな。
だとしたら、「店員みたいでいや」って、かなり自信家のセリフだよね。
そんなに気にしなくても、大半の人はチャイナカラーの服を着ても店員のようには見えないと思うんだけど。

それと、やっぱり職業的な貴賎ってあるのかな…例えば普通のレストランのお姉さんは確かにそんなに難しい試験とかを通ってやっとなれる職業じゃないけど、実際は超大変だと思うので(だから日本では考えられないような態度の悪いお姉さんもいっぱいいるけど)、そういうお姉さんに見えるのがイヤって言わなくてもって思うのだけど…
わたくしはむしろ、ホテルとかレストランのお姉さんと間違われたら嬉しいが…
(だって、皆、綺麗で可愛いじゃん。顔がいまいちでも、少なくとも太めの人はいないし…)