9月
2008

北京空港第3ターミナル

いつもは大連などを経由するために第二ターミナル(旧館)しか利用しておりませんでしたが、無駄に広いと噂に聞いていた第三ターミナルにやっと行く機会ができました。

え、何で空港の中にこんなもんが…

北京空港の中その1

はぁ…ここにも。

北京空港の中その2

お茶屋さんもこんな感じ。

北京空港の中その3

国土が広いとでかいものを創りたくなるのでしょうか。

9月
2008

国慶節休暇第1日

本日から日本に一時帰国いたします。

10月6日に北京に戻ります。

なにぶん、こういう性格ですから、パソコンをいつも所持し常にLAN回線を探しまわるのですが、コンパクトなパソコンを持っていないし、ケータイでウェブをみることに慣れていないので、頻繁に更新はできないかもしれません。

残念だわ。

9月
2008

ドイツ旅行?

10月1日は中華人民共和国の国慶節です。
中国は明日から1週間、国慶節休みに入ります。

しかしながら、法定休日をはさんで1週間休みにするために、土日出勤しなければなりません(あうー)
でも、実は25日~27日は北京を不在にしておりました。

迎賓館

ここはどこ~?
え?ドイツ?

そんなわけありませんね。
青島に研修及び出張。
夕方から観光して遊べるぞと思っていたら、あるクライアントから急ぎの用事があってホテルに着くなり、わたくしはそのままG弁護士に拉致され、2人で泣く泣く仕事をしました。

電車に6時間乗って疲れていたのか、血糖値が下がり過ぎてしまったのか、もう、頭ががんがんしてきちゃって、G弁護士が晩御飯御馳走するというものの、「マジで頭ががんがんする…」とあっさり断り(惜しいことした)、ホテルの部屋に入るなり、そのまま服も着替えずに眠ってしまいました。

翌日は観光したので、ちゃんと上記の写真が残ったというわけです。

9月
2008

恩返し

先般、日本の恩師の話を書きましたが、今回は中国の恩師の話。

23日、日本が祝日のせいか、あまり仕事が忙しくなく、5時頃に8月に入所したばかりの弁護士さんがわたくしのところに日本語を教えてほしいといらっしゃいました。

日本語学習期間がさほど長くないので、他の弁護さんと違ってやはり日本語を読むのは骨が折れるようで、空いた時間に意味の分からないところを質問にいらっしゃいます。

で、やはり正直に言えば、ある程度の域に達していない場合、教えるということは骨が折れるのです。
ここで、ふと思いまだしました…自分の恩師LS先生を。
自分が受けた恩は他人に還すのが人のつとめですよね。

確か初めてお会いしたのは2002年頃だったと思いますが、当時のわたくしの中国語レベルは相当低く、03年に彼の学生になった当初のレベルもまだ怪しいものでございました。

しかし、彼は本当に優しくて我慢強い人です。
普通の人なら切れてしまうところを、何年もわたくしのバカな発言を聴き続けてくださいました。
先生は日本語が全く分からないし、お互いに英語は得意ではないため、とにかくわたくしが中国語で説明するしかないのです。
今でこそ笑い話ですが、わたくしが言いたいことを言えなかったときには、はっきり言って連想ゲーム状態。

あるときブランドの「希釈化(dilution)」「汚染化(pollution)」ということが言いたかったのに、専門用語が思い出せず、そこで思い出したのが…「シャネル」がラブホテルの名称として無断で使用された事件。

しかし、「ラブホテル」って中国語で何ていうのということが分からず余計に迷路に入り込んでしまったわたくしでありました。

かろうじて口から出たのが、
「シャネルという著名なブランドがあるでしょう、それをね、関係ない第三者が無断で別のことに使用しました。で、その別のものっていうのがあるお店の名前なんです。そのお店は何をしているかというと…えっと、えっと男性がよくいくお店です!」

せんせい:「それはお酒を飲むとところなの?」
わたくし:「いえ、飲み屋さんではなくて、女性のいるところです」
せんせい:「あぁ、ただの飲み屋ではなくて綺麗なお姉さんがお酒に付き合ってくれるんだな」
わたくし:「いえ、だから飲み食いに関係なくて、裸の女性がいるんです」
せんせい:「おー、やっと分かったぞ、ポルノに関係あるんだな」
わたくし:「(ちょっと違うけど、まぁ、だいたい同じだろう)そうです、そうです!」
せんせい:「つまり、有名ブランドを勝手にポルノDVD屋の名前に使って、ブランド識別力を弱めたり、汚したりしたんだ」
わたくし:「そうです(^^)/~~~」

今、思いだしてみると「男性がよくいくところ」と言ったので、このような回答になったのは妥当ではあります。

こういうこともありました。やはり商標権侵害事件を話そうとした際に、パチンコという単語が出てまいりました。
そもそも、中国では博打は違法だから、ちまたでこんな単語を見たことないわ…

わたくし:「これは博打です。多分、中国大陸では違法でしょう。」
せんせい:「推測してみるから言ってみなさい」
わたくし:「小さな玉がいっぱいあって、穴に落ちると、更にたくさんの玉が出ます。昔は自分で打ちましたが今はコンピュータでコントロールするらしいです」
せんせい:「パチンコだ」
わたくし:「え?違法だからやったことないのに、どうしてわたくしが言っていることと先生の推測が正しいと断言できるんですか?」
せんせい:「香港で実物を見たし、日本のドラマに出ていた。多分、間違いない!」
わたくし:「そうなんですか…香港にはあるんだ~」
せんせい:「いいから、続けて商標権侵害事件の話をしなさい(^^;」

わたくしが変な単語ばかり先生に言わせようとしているのではなくて、日本の事件に変なものがいっぱい出てくるからいけないんですよ。

弊所の弁護士さんは、まじめに普通の質問をされるだけで、わたくしに連想ゲームをさせることはありません。

わたくしに付き合ってくれた恩師に比べれば、普通の疑問に普通に回答するだけで「疲れた」とは思っていけないですね。
中国人は勤勉で忍耐強いと思います。

9月
2008

水着とパジャマ

先ほど、食事中に職場の人と海とか山とかの話をしていて、
「水着」というべきところを「パジャマ」と言ってしまいました。
あー恥ずかしい。

パジャマの方が言い易いのか、ボーっとしているとどうしても、
「パジャマ着て泳ぐ」と言ってしまう。
何とかして~

「泳衣」と「睡衣」は字も発音も全然違うのに、どうしてなんだろう?
水着も寝間着も下着もあまり変わらないから、そう思うのだろうか(わたくしだけ?)

9月
2008

宇宙に3つだけ持っていくもの

10年間宇宙に行くことになりました。

所持品は3つまでだとしたら、あなたは何を持って行きますか?

わたくしの回答は、
本、ノート、シャーペン。

自分が人生で何に重きをおいているかがよく分かる質問なのだそうです。
本当はパソコンにしようかと思ったけど、電気がないかもしれないので、原始的にノートとシャーペンにしてみました。

昔、子どものころ「究極の選択」という遊びがあったのですが、お友達同士でAとB、絶対にどちらかを選択しなくてはならない場合にどっちを選択するかと極端な例を挙げてその理由を聞きあいっこすることをしました。

ともだち:「事故にあって、両手を失うのと、両足を失うのと、どっちが辛い?」
わたくし:「両手」
ともだち:「何で?」
わたくし:「手がなかったら絵と字が書けないから」

ともだち:「病気で耳が聞こえなくなるのと、目が見えなくなると、どっちが辛い?」
わたくし:「耳が聞こえなくてもいいから、目だけは見えていてほしい」
ともだち:「何で?」
わたくし:「目が見えないと絵と字を書くのに不便だから」

どうも、子どもの頃から、書きたくて書きたくて仕方がなかったのですね…
でも、これだけ多くの人がブログやMIXIとかに書き込むのだから、ほとんどの人がそうなのでしょう。

あ、そうそう、「あなたにとって二番目に大事なものは何ですか」という質問も、その人の個性が出ますよ。
本心かどうかは定かではありませんが、多くの人が一番目と二番目に「配偶者」や「子ども」と言いますが、稀に二番目が「奥様」で一番目が「原稿」という人もいたりします。

ちなみに夫に上記の話をした上で聞いてみたら、一番目が「上さん(つまりわたくし)」で二番目に「原稿」だろうという返事が返ってきました。

理由は原稿なんて何度でもすぐ書けるから。上さんはいなくなったら、簡単に次がいるわけでもないのだそうな。

わたくしの答えは…内緒です。

9月
2008

私のようなXXXXには…

子どもの頃からの習慣もあると思うのですが、「私のようなXXXXには…云々」と書いてあったら、XXXXには皆さん何が入るのでしょうか。
わたくしの場合「大バカ者」でしょう。

「わたしって、ほんとバカよね」
と15年ほど前に某私立大学の講師だった男性(今はもしかして教授?4年前は確か助教授だったような気がする)に、言ったことがあります。

その人は、こう相槌をうちました。

「そういうこと言う人はものすごい自信家なんですよ。自分で自分のこと本当にバカって思っていたら言えないと思いますよ」

15年前のわたくしのセリフは「自嘲」であって、「謙遜」ではなかったのですが、氏はわたくしのことをすごい自信家だと勘違いしてくれました。

世の中にはバカとかアホとかたわけとか、いろいろ罵る言葉がありますが、自分を自嘲するとき、あるいは謙遜するときにどんな自称を用いるものなのでしょうか。

そういえば、関西と関東では「ばか」と「あほ」の意味(本当に罵っているのか、軽い冗談なのか)が違うと聞いたことがありますが、どうなのでしょう。

ばかにも「馬鹿」「バカ」「ばか」「莫迦」といろいろバリエーションがありますね。

音は同じですが書いてみると印象が全く違います。「馬鹿」といわれるとやっぱり蔑みを感じるし、「バカ」だと軽め、「ばか」だとちょい可愛い、「莫迦」に至っては何だか高尚な感じすらします。

ところで、わたくしは毎朝、日経ビジネスオンラインの好きな記事だけ適当に読み流します。

そこに連載中の降旗学さんの「デキルヤツの条件」というコラムが大好きなのですが(文章が長いし、天下の日経でふざけるなとかいうコメントもあるようですが、アクセス数は多い時で20万のページビューがあり、10万を下ることはないそうです)、そのコラムで彼は度々自分のことを「ぼんくら」と書いています。

ところで「ぼんくら」を先ほど辞書で引いたら「盆暗」という漢字でした。もともと博打用語で盆の上の勝負に暗い意味だそうです。わたくしの勝手な解釈によれば、「先が読めない、空気がよめない」ってことかしらね?
本当のぼんくらにはあんなに計算しつくしたコラムを書けるはずもなく、客観的に彼はぼんくらではないのですが。やはり、ご自身の自信の表れだと感じます。

わたくしのいう「私バカよね」は15年前は自嘲でしたが、最近はちょっと意味が変わってきたかも。
残念ながら「自信」に裏打ちされた「謙遜」ではありませんが、「しょうがないなぁ」と出来の悪い自分を多少許してあげて、生まれてきてしまった以上、精一杯生きないとねぇ、という自分へのエールといったところでしょうか。

9月
2008

眠れない朝に思い出す昔のこと

わたくしはもともと日が昇ると目が自然にさめます。
ですから、夏は早起きになります。

しかし、夏でもないのに、ここ最近5時ころに目が覚めますね。
仕方がないので6時半とかに事務所に来ます。

だいたいそんな早くから職場にいたくないというのが普通のサラリーマンかもしれませんが。
わたくしも大昔、名古屋で仕事をしていた頃は朝9時前に来て(これは通勤ラッシュ対策)、制服に着替えた後(今どきは女性事務服はない?)わざわざ外に出てコーヒー飲んでから9時少し前に戻ってきました。
名古屋は喫茶店が非常に多く、また朝は350円のコーヒー代だけでいろいろなオマケがついてくることで有名ですね。最低でもパンと卵。サービスがすごいところでバナナとかヨーグルト等等。

写真を見た方はだいたい想像がつくと思いますが、わたくしや弁護士は院生の研究室のような部屋で仕事をしているので、別に朝早く来て部屋で自分の勉強してても文句は言われません。

もちろん就業時間中は仕事しますよ。

9月
2008

国慶節はもうすぐ

国慶節休暇の間に日本に行こうと思ったら、ありゃりゃー、飛行機が込んでいますね。
もう、なんだかチケットを選ぶ余地なし。
その日に空いてる航空会社なら、何でもいいって感じだわ。
久しぶりにJALで関空です。
JALのご飯というか、デザートが好きだったなぁ。
やはり、中国の航空会社のご飯は嫌い。美味しくないと思う。

9月
2008

決断のとき

あることをしようか、しまいか迷っているとき、あなたならどうしますか?

昔、誰かが言っていたのか、何かの本で読んだのかは忘れましたが、駅のホームで電車を待っているときに賭けをするのです。

次に来る電車が上りなら「やる」
次にくる電車が下りなら「やらない」

結果的に下りが来た場合、あなたはどう思ったでしょうか。
残念だと思ったか、ほっとしたか。

結果的に上りが来た場合、あなたはどう思ったでしょうか。
よかったと思ったか、困ると思ったか。

そうなんです。もう気づきかと思いますが、単にこれは自分の本当の気持ちを知るために試すための賭けです。もし、下りが来てしまってがっかりしたなら、やはり「やる」べきで、やらないと後悔するでしょう。

昨夜、ふとあることを、するべきかしないべきか迷って、1角の硬貨を投げて表か裏かで同じことをしてみました。
表なら「やる」、裏なら「諦める」と決めました。
一発勝負でやるべきところ、表が出てしまったので、つい、お願いだから諦めてよと思い、何回も何回もやってみましたが、全部表なのね。
表と裏では表の方が出やすい構造になっているのかと思い、何も考えずに投げたらちゃんと裏が出るではありませんか。

硬貨に聞くまでもなく…気持ちはやりたいんですよね。
ただ、出来なかったときにプライドも自信もなくしてずたずたになりたくないだけ。

先日も書いたけれど、物事を1か100かで考えるからいけない、そういう思考パターンを続ければ、ウツ病まっしぐらだと分かってはいるのだけど、現実の社会はやはり、結果がでなければ評価の対象にならないし、頑張った自分なんて自分以外の誰が褒めるのよ…

今日は昨日の自分よりよくできたと、自分で自分を褒めてあげる習慣はなかなか身につきません。