7月
2008

ついに大人の味が上陸なのだ

チョコといえばビター

わたくしにとって、チョコといえば「ビター」なんです。
甘ったるすぎは、嫌です。
日本では当たり前のようにカカオ90%などが流通していますが、中国人にはうけないようで、高い輸入品を除いてはお目にかかったことがありませんでした。
chocolate

見ぃつけた!

そうです。見つけました。輸入品ではないチョコで90%!
しかも、このメーカーなら味も怪しくありません。
日本だと100円でも美味しいチョコが手に入りますが、中国の場合、(他の食品と比べて)高いお金を払わないと、まともな味のするチョコは手に入りません。

うふふ。
大人の味がします。

6月
2008

パソコンにバイバイした日曜日

「パン」という音が事務室に響き渡る!?

土曜日の夜、仕事中にパソコンが「パン」という音を立てて、電源が落ち、バッテリ状態になりました。

そうです。ついにアダプターがオシャカになりました。

原因はたぶん、パソコンの使い過ぎで加熱時間が長いため、だんだん耐えきれなくなってしまったのかもしれません。でも、買ってから10ヶ月くらいですけどね。

もう一つはやはり中国の方が電圧が高いせいでしょうかね。
これまで、こんなことにならなかったのは、職場では職場のパソコンを使い、自分のパソコンを使用する時間はそんなに長くなかったからでしょう。

以前、住んでいたところと、仕事中使用していた電源差し込み口が非常に接触が悪かったことも一因ではないかと思っております。
中国の電源差し込み口は、よく火花が散るんですけど、それでも無理やり押し込んでいましたからね。

そんなんで「パン」という音だけで、火をふかなかっただけでも、幸いなのかな。

パソコン本体が平気だったことは何よりです。
やはり仕事の効率は、自分のパソコンの方がいいんですから。

これは、神様の「パソコンばっかり触っていないで、外へ行け、本を読め」との啓示かと思い、アダプターを買って帰ってからも日曜日はおとなしく本を読んでパソコンには触れませんでした。おかげでハードカバー3冊読めました。

ところでアダプターのお値段は?

ところで、パソコンのアダプターは日本では1万円以上すると思いますが、わたくしがいくらで手に入れたと思います?

90元、つまり1400円くらいで買えました。

事前にネットで検索してブログ等の書き込みから「200元だと言われ、150元にまけさせた」とかの情報を得ていたので、150元以上ふっかけられたら、きちんと値切ろうと覚悟していたのですが、あっさり90元と言われました。

バイトのお姉ちゃんが店に設置していたリストにはっきりそう書いてあったので相場なのだと思い、別に値切りませんでした。

しかし、これが本物なのかどうか、わたくしには確かめようがありません。
そもそも、わたくしの使用しているパソコンメーカーは中国大陸に海外修理センターを設置していないので、どうしようもないんですよね。
そこのメーカーが中国で販売しているパソコンのアダプターの本物であれば、問題ないと思うんですけどねぇ。

おいおい、新たな悩みだよ…

アダプターをよくよく見たら、電源プラグの形が三つ口。
今度は帰国したら、日本の差し込み口に入らねえよ。
何とかしてくれ。
はははははー

6月
2008

なんじXXせよ

某社の某様に提出する弁護士意見書ですが、なかなか翻訳が終わりません。

いや、たぶん、プロの翻訳者なら真剣に一気に翻訳すれば大した量ではないのですが(ほんの20頁ですわ)、要するになかなか「やる気」がでない…ってことなのですが。

弁護士の意見書の第一読者であるわけですが、面白いと思うときもありますが、あまりワクワクしないこともあります。

いえ、弁護士さんの力量がどうこうという問題ではなく、自分があまり興味がないというだけでのことですが。

逆に大笑いした意見書というのもあります。
おいおい、質問に答えてねーぞ、っていう場合ですね。
(普通はほとんどありません。念のため)
自分も新人の頃は、大笑いされる信じられないような訳文を書いたこともありますから、そこはお互い様でしょう。

そう言えば、世界最悪の誤植は、「not」を忘れたため「なんじ、姦淫せよ」になってしまった聖書だとどこかで聞きました。

弁護士も忙しくてへろへろになっていると、意見書原文から否定の「不」又は「非」が抜け落ちたりして、とんでもないことになります。

違法行為を奨励する弁護士って…
まぁ、普通は数人が目を通すので気づきますけど。
日本語にはあり得ないパターンですね。

6月
2008

仕事に関する自問自答

ある方の仕事の内容に興味を持っていて、いろいろお尋ねしたのですが、一方的に聞いたら不公平かなとか失礼だろうと思い、ついでに自分の回答も書いてメールした。

しかし、相手もわたくしの回答を別にみたって仕方がないとは思うものの、親切に疑問に答えてくれた。
その方の回答はちょっと公開できないので、自分の回答をUPしたりする。

Q1 一日、どのくらいの原稿を翻訳するのですか?
A1 その日によって、全然、違います。

Q2 何時間くらい、働いていますか?家でも仕事したりしますか?
A2 正直に書くと労働法違反(かも!?)
定時に終わることも稀にありますが、何故か、クライアントは集中し、忙しい時は殺人的に忙しく、夜12時近くまで事務所にいたりします。家は歩いて10分なので、家で仕事はしません。反対に時間外の事務所で、普通の読書をしていたり、机の上で寝ていることはあります。

Q3 この仕事をしていて、一番、楽しかったことは何?
A3  「名訳を思いついたとき」が一番楽しく、「迷訳を見つけたとき」は死にたい気持ちになります。

Q4 この仕事を何年していますか?
A4 2003年から。

Q5 仕事以外ではどういう本を何冊くらい読む?
A5 わたくしの場合は、日本にいないのでオーディオブックをダウンロードしてよく聞きます。これはビジネス書と自己啓発書の類です。クライアントの気持ちを知ろうという下心もあります。専門書は日本にいるときまとめ買いしますが、すべて隅々まで読んでいるかというと、恥ずかしながら資料的にしか読んでいません。小説は、恥ずかしながら若い子が読むようなアニメ原作的ものも結構好きです。たまに中国人に三島由紀夫とかの話題をふられ、どんな話だか思い出せず、適当にごまかして、あわてて帰国時に読みなおすとかしますけど。

しかし、なんだかんだ言ってもウェブを見ている時間が多いような気もして、昔よりは本を読んでいないような気がします。

6月
2008

手帳の謎

昨日の書き込みで、

自分の本名や所属を公開している以上、知人、友人の名前、ましてやクライアントの名前を出すわけにもいかず、なかなか、書いてもいいネタというのがないものですなぁ…

と言ったけど、これとは逆に、自分の個人手帳にはクライアント企業の個人担当者名だけを書いている。
つまり、報告書等の提出日を書き込んで覚えておく際に、企業名と報告書名、プロジェクト名は書かない。
万が一、なくした時、まずいだろうな、と思うからだ。
でも、個人名だけ書いておけば、どこの会社のどういう問題に関する報告書なのか傍目には全く分からないので、単なるデートの約束のように見えるだろう。

日本企業の担当者というのは圧倒的に男性が多いので、自分の手帳を眺めながら、キャバクラ嬢やホステスさんの手帳もこうなのだろうか、とふと思った。

何かのはずみで変死したら、痴情のもつれ、事件に巻き込まれた、とか誤解を招くだろうか?
朝っぱらから、馬鹿な想像をしてしまった。

しかし、わたくしの手帳に名前のあるおじさま方は一部の方を除き、わたくしのことなんて知らない。
もし、あらぬ容疑がかけられたら、ご免あそばせ。

6月
2008

Lちゃんの履歴書

日記のつもりで、毎日、ブログをつけてみようと思ったものの…

自分の本名や所属を公開している以上、知人、友人の名前、ましてやクライアントの名前を出すわけにもいかず、なかなか、書いてもいいネタというのがないものですなぁ…

朝、パソコンを立ち上げたら、前の職場でお隣同士だった中国人のLさんからMSNを通じて話しかけられました。
目下、就職活動中らしい。
元雇用主に履歴書を見てもらったところ「日系企業を目指すなら、日本のフォーマット使ったらどう?」とのアドバイス付きでかえってきたのだが、どうも意味がよく分からないので、わたくしに話しかけてきた次第。

日本では、履歴書は決まった様式があるんだよー、といって履歴書フォーマットと職務経歴書を作成して、それぞれ中国語版と日本語版を作ったら?と提案しておいた。

見本を見せてあげたら、よっしゃ、書き直すぞ、とのこと。

まぁ、留学経験がなかったら分からないよな。しかも、彼女はまだ20歳、職歴はあるし、常識もあるし、いい子なんだけど、世の中の裏の裏まで知ってるって感じではない。

多分、二度と法律事務所には勤めないだろう…弁護士になる気でないのなら、こんなに体力的にも精神的にも辛い職場はないような気がするからなぁ。
もっと楽できてもう少しましなお給料がもらえる仕事は他にもあるからね。

ずっと、この業界にいるわたくしって…好きでやってるんだけど、愚かとしか言いようがないなぁと思ったりする。

6月
2008

ゴキブリを捕まえる

食事中だったら、ご免あそばせ…

最近、気温が高めなので、わがぼろアパートで1日、1,2匹のゴキブリを発見することになる。
食べ物がなければ、餓えて隣の家に行くのだろうが、まったく食べ物やゴミがない状態にはなかなかできないので、これも仕方あるまい。
強力な殺虫剤は、自分の方がくらくらするので使いたくない。
そこで、毎日、スリッパで、ぱこーんと叩いて殺して捨てている。
中国のゴキブリは小さくて、動きが緩慢なので、百発百中、あの世逝き。

実はわたくしの知り合いのA氏(40代半ば)は、ゴキブリを素手で捕まえて捨てることができるという。
残念ながら、現場を見たことがないのだけれど、どうやら人前でもやってしまうので「キモい」と言われるらしい。
わたくしが「芋虫はかわいい」と言ったことに同調してA氏がついでに教えてくれたのだ。
ゴキブリを可愛いとは言っていなかったけど、とにかく生き物は何でも平気なのだそうだ。

で、これを知ったわたくしの最初の感想が
「へぇ、すごいね」だった。
別に日ごろA氏にお世話になっているので、「キモい」とは言いづらかったとかいうのではなく、単に感心してしまった。

そもそも、何でゴキブリ君はキモいのだろう?
不衛生な場所を歩きまわっているから、それを手で触るとは、即ち間接的に自分の手も汚されて不衛生ということになるから?
うーん…

でも、よーく考えてみるとですね…

犬や猫だって、草むらでふんふんと臭いを嗅ぎまわって、場合によってはうんちなんかも口に入れちゃうじゃないですか。
そのワンちゃんに顔を舐められても、皆、結構、普通にかわーいーい、なんて言ってるような気がするんですが。
わたくしは金魚のフンが浮いている水槽に手を突っ込んでも平気だし…

でも、やっぱりゴキブリは手ではつかめない。
中国のゴキブリなら動きが緩慢だから、その気になれば、たぶん、生け捕りは可能だと思う。
A氏なら数匹は生け捕れるだろう(確信)
しかし…
で、できない…

ゴキブリ君、君の顔が要するに可愛くない、ということなのだろうか?
それとも、ツヤツヤした見た目がイヤラシイのだろうか?

と、考えていたら、容姿がいまいちな自分とダブってきて、今度は何だか気の毒になってきた。
もし、アンタが害虫でなかったら、人々から好かれただろうか?
微妙だ。

そう思ったら、ちょっとだけ、かわいいと思えなくもない。
でも害虫なのでやはり、ぱこーんと叩かせてもらうが、せめて「ばいばい」と言ってあげることにした。

ちなみに、後日、A氏に「なぜ、捕まえたくなるの?」と聞いてみたが、「自分でも分からない」とのお返事だった。
彼の名誉のために付け足しておくと、見た目は普通のビジネスマンです。
衛生上、問題がありそうには見えません。

でも、ゴキブリ捕まえた後は手を洗ってくださいね。
そのまま、校正紙に触れて、そのままわたくしに送らないで下さいよー

あ、ついでに思い出しましたが、わたくしが翻訳させていただいている「台湾著作権法逐条解説」の著者、章忠信先生は、昔、メルマガのペンネームを「老蟑」としていらして、「蟑」って確か、ゴキブリとかアブラムシって意味なんですけど…

冗談だったのか、何か別の文学的意味があったのか…
いつか機会があったら聞いてみようと思います。

6月
2008

右脳と左脳

右脳左脳面白診断というものをやってみた。

http://www4.famille.ne.jp/~kin/check/check.htm

結果は70点。

素晴らしい!右脳と左脳がうまくかみ合っています。あなたが考えたことを誰にでも納得させる力があります。なぜなら、あなたは右脳で全体を捉えることが出来、しかもこれを誰にでも分かるように理論付けできるからです。
まるで、あのアインシュタイン博士のようだ!

本当かぁ?
自分では右脳人間だと思っていた。なぜなら計算も言語も苦手だからだ。

翻訳なんていう言語に関する仕事をしているくせにそりゃないんじゃない?と思う人がいるかもしれないので、説明すると、わたくしは中国に来るまでは、本当に中国語が話せなかった。

もっとも大学の第一外国語が中国語なので、それなりに読み書きはできましたけど、文法が分からないんですよ、未だに。

今でも頭で文法を考えずに、イメージでしゃべっている。
これってまさに右脳の仕事ですよね。

何かを見たら、まず、文字や計算式として認識する以前に、感覚、イメージでとらえてるんですよ。

うーーーん、ちゃんと左の脳も使ってたんだ。感心。
でも、この70点ってどういう数字なのかなぁ。
両方使えていれば100点ってことなのかな?

6月
2008

パイナップルパン

パイナップルパン(しっとり)
パイナップルパン(サクサク)

パイナップルパン…っていうか、日本で言うところのメロンパンなんですが。

あなたはしっとり派、それともサクサク派ですか?
わたくしはどっちも好きです。

写真はうちの事務所が入っているオフィスビル、ランドマークビルの1階で売っているパンです。
上がしっとり、下がサクサクの皮です。

何これ?と思うようなすごく不味いパンでもちまたで4,5元するのに、このパンは美味しいのに5元です。

あ、言い忘れるところでしたが、これ、中に奶酥(シュガーバターっていう感じのもの)が入ってます。

6月
2008

官園花鳥魚虫市場

この頃、ウツ傾向が強くて、全然出歩いていなかったのですが、仕事関係の弁護士や先生に「机の前だけにいたら、病気になるから、たまにはぶらぶら散歩しなさい」とのご進言をいただく始末。

そこで、官園花鳥魚虫市場に行ってきました。
鳥インフルエンザの流行で、今は鳥にお目にかかれませんが(かわいい竹細工の鳥かごはいまでも買えます)
夏に向けて鳴く虫も大人気(わたくしは生きた餌をあげるのが何だか怖くて飼えません)
最近はカメが流行っているんでしょうかねぇ?
亀店舗増えているような気がする。

一時期は毎週行っていたお気に入りの場所だけあって、数か月ぶりなのに、市場の中に1件だけある本屋(すべてペットの飼い方に関する本、特に鑑賞魚の雑誌を取りそろえている)の店主はわたくしをよく覚えてくれています。

「おー久しぶりじゃん」

に始まって、次から、次へと鑑賞魚に関する雑誌のバックナンバーをわたくしの前に積み上げる。

「お、XX号にも金魚特集載ってたなー」

「確か、XX金魚の特集も見たような気もするけど、どの号だったかな、そのうち探しといてやるよ」

別に、金魚ものが入荷されたら取っておいてくれ、と頼んでいるわけでも全くないのだが、さすが商売人!
行くたびに彼が本屋の中で飼っている金魚にわたくしが話しかけるせいで、「変な金魚好きのねーちゃん」だという印象があるのかもしれない。
丹頂らんちゅう
中国産金魚は大きな(又は深い)睡蓮鉢で飼って、上から見るのが綺麗だし、かわいい。

写真は「丹頂らんちゅう」さん。
らんちゅうなので背びれがない。
考えてみたら変な顔で太っているのに、皆に「かーわーいーいー」と言われているんだな、コイツ。
羨ましい…わたくしも、そう言われたい。