6月
2008

なんじXXせよ

某社の某様に提出する弁護士意見書ですが、なかなか翻訳が終わりません。

いや、たぶん、プロの翻訳者なら真剣に一気に翻訳すれば大した量ではないのですが(ほんの20頁ですわ)、要するになかなか「やる気」がでない…ってことなのですが。

弁護士の意見書の第一読者であるわけですが、面白いと思うときもありますが、あまりワクワクしないこともあります。

いえ、弁護士さんの力量がどうこうという問題ではなく、自分があまり興味がないというだけでのことですが。

逆に大笑いした意見書というのもあります。
おいおい、質問に答えてねーぞ、っていう場合ですね。
(普通はほとんどありません。念のため)
自分も新人の頃は、大笑いされる信じられないような訳文を書いたこともありますから、そこはお互い様でしょう。

そう言えば、世界最悪の誤植は、「not」を忘れたため「なんじ、姦淫せよ」になってしまった聖書だとどこかで聞きました。

弁護士も忙しくてへろへろになっていると、意見書原文から否定の「不」又は「非」が抜け落ちたりして、とんでもないことになります。

違法行為を奨励する弁護士って…
まぁ、普通は数人が目を通すので気づきますけど。
日本語にはあり得ないパターンですね。

2 thoughts on “なんじXXせよ

  1. notをつけない間違いは日本語では考えにくいかもしれませんが、甲と乙、原告と被告を間違える類の失敗は経験あり…

    文章作成にも「デバック」は欠かせません。

  2. Keiさん、

    こんにちは。

    確かに、「甲」と「乙」がひっくり返っていることはありますね…ひゃっとしますよね。

    そのままだと自分で自分の違約に損害賠償を請求するみたいなね。

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