2月
2010

バンクーバー女子フィギュア

普段、スポーツ観戦なんて全然しないわたくしですが、フィギュアスケートはどうしても気になります。
昨日は真央ちゃんどうなったかな~と気になって仕方がありませんでした。
もっとも、中国選手がぱっとしないので、中国でテレビを観ていても盛り上がらないんですけどね。

夜CCTVを観ていたら、1994年リレハンメルオリンピック、1998年長野オリンピック女子シングル銅メダリストの陳露さんが、何やら解説をしていたので、中国ではどういうふうに報道されているんだろうとマジマジと見てしまいました。
後でネットで検索して知りましたが、陳露さんってわたくしより年下なんだ…なんか貫禄あったから、わたくしより年上かと勝手に思っていた(^^;

最初はやはり自国の劉選手がどうだったかとか、そういう話(当然ですよね)が延々続いたので、こっちとしては「真央ちゃんの話を早くしろよ~」としびれを切らしていました。
やっとメダル候補と言われている韓国のキム選手と真央ちゃんの話が始まって、フリーでキム選手が2回くらいミスして、真央ちゃんがパーフェクトだったら、真央ちゃんに金の可能性があるんじゃないかという結論でございました。

うーん…

ところで、知り合いでもないのに「真央ちゃん」となれなれしく呼んでしまいますが、仕方ないでしょう。
だって、わたくし名古屋生まれで名古屋の生活が長かったからね。
だいたい、名古屋のおばちゃんたちは「みどりちゃん、すごいよねぇ~(伊藤みどりさんのこと)」とか、知り合いでも何でもなくてもそう呼ぶものね(^^;

MSNで「真央ちゃんがんばれ」と書いていたら、S弁護士に「真央ちゃんって誰?」と聞かれたので教えてあげたら、「うわ~可愛い~」と。
「でしょ、でしょ、だから真央ちゃん応援してあげてね」とつい熱くなってしまいました。
中国はちょっとメダルに届かない感じなので、S弁護士は真央ちゃんを応援してくれるでしょう(^^)
わ~い

2月
2010

萌えそうな除夜?

萌えそうというより、燃えそうなんですよね。

これはアパートの窓から撮った写真です。
除夕の夜(2月13日)は6時過ぎくらいからあちこちで花火がバンバン上がって、夜道は怖くて歩けません。

除夕の煙花
前の道路で打ちあげているので、危険この上ありませんが、まぁ、文化の差でしょう。
冗談抜きで、ばちばち音が聞こえます(要は火花が建物に当たっている音)
家が燃えたら怖いんですけど…

そしてこの大騒動は12時半くらいまで続きます。
もちろん12時前後は最高にうるさかったです。

お陰さまで、わたくしはずっと家で柳琴を弾いておりました。
だって、花火の音がすごいので楽器の音なんて他人は聴こえないからね。

2月
2010

春節おめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました。

中途半端にしている研究計画を見直して、気持ちを新たに、今年のスタートを切りたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

2010年春節おめでとうございます!

2月
2010

今年もあと残りわずか

中国人にとっては、これが本当の年越しであります。
弊所のNEWS LETTERの新年のあいさつとして、うちのZQ弁護士は「如虎添翼」(トラに翼を添えて、強いものがいっそう強くなる喩、つまり鬼に金棒)という表現をお使いになって、クライアントの皆さまの金棒の役割を果たしたいとおっしゃられました。

ZQ先生から原稿を頂いた時の会話再現

わたくし:「私も羽としっぽが欲しい~~~あったら便利ですよねぇ?」
ZQ弁護士:「・・・・・・・・・・(大丈夫か???と顔に書いてある)」
S弁護士:「ZQ先生、知ってます?実は彼女はすでに尻尾があるんですよ」
わたくし:「そうそう、わたくしには長くて太くて大きな尻尾がありますよ~」
ZQ弁護士「・・・・・・・・・(この子ら大丈夫かと更に顔に出る)」
S弁護士&わたくし:「善人には見えるんです。悪人には見えませんよ~(笑)」
ZQ弁護士:「はぁ?????」

わたくしとS弁護士はよく動物の鳴き声で会話をして遊んでいるので、ZQ先生も呆れて、「はい、はい(勝手に妄想していなさい)」と…

今年最後の挨拶として、わたくしがS弁護士に送ったショートメッセージをいい加減な日本語に訳すと以下の通り。
「オリンピック公園では、今、ホッキョクグマとかペンギンの催し物が見られるみたいだよ。あなたは歌って踊れる珍しい猫なのだから、悪い人に捕まって、オリンピック公園で芸をさせられるかもよ~外出には気をつけてね。犬ちゃんより忠告」
「ご進言ありがとう~私は青島に行ってクジラを見てくるから、北京にいないにゃ~」

2月
2010

頭の中には何がある?

ふと、疑問。
なぜ、頭の回転が速いとかっていうのかなぁ。

中国語でも忙しくって頭がぼーっとして物事を考えられない時、
頭が「不転(回転しない)」とか「不動(動かない、働かない)」とかっていうしなぁ。
脳のイメージは、もうしかすると、頭の中で機械とか歯車みたいなものが回っている感じなのかなぁ。
そういえば、日本語でとんでもない失敗した人に対して「頭のねじがゆるんでいるんじゃないか!」と言って怒ることがあったりするなぁ。
頭が本当にぐるぐる回転したら怖いよね(^^;

しかし、頭の中はいろいろなモノがはいっているものだと思います。

中国語では「腦子進水了!(頭に水が入ってるんじゃないの?)」とか言ってバカにすることがあるなぁ。
水が入っているだけならまだしも、小麦粉と水が入ってるとかいう場合もあったような気がする。
つまり、小麦粉と水を練り上げれば、ギョーザの皮とか、肉まんの皮とか、パンみたいなものが頭の中で出来上がるわけやね。
う~ん、こんなもんが頭の中にあったら、機敏な判断できないよね。

わたくしは疲れてくると、「頭に水が入った~金魚がいっぱいなので、思考の余地はないから、もう仕事は結構です」と自己申告します(^^;

2月
2010

祝我生日快楽

誕生日、今日で3X歳になりました。

わたくしは大学入学も卒業も遅いので、学歴だけの履歴書を見れば、実際より若いと思いこまれ、実物が老けていると思われたり、10代から職歴があるので、職歴だけの履歴書を見た人からは、とっくに40過ぎていると思われていて、実際よりちょっと若いかと思われます。
見た目通りってことですね。

大先生の秘書のWさんとS弁護士がケーキをくださいました。
cake

あぁ、残念なのは、ハッピーバースデーを柳琴で弾けるように練習しておくんだった。
S弁護士いわく、事務所は水がめ座が多いらしい。
じゃあ、次の誰かのために、今からハッピーバースデーを練習しておこうか(笑)

2月
2010

年末繁忙期

そう、中国人にとっては、これからが年末なのです。
今年の春節(旧正月)は2月14日です。

笛子を教えていただいている雪先生から「あなたはいつ、故郷に帰るの?それに合わせて自分の帰郷日程も決めようかと思ってるんだけど」という弟子思いのご配慮をいただきました。
わたくしは14日に帰ると返事したら、
「そう、じゃあ私は10日に帰って、早めに北京に戻ってくることにするわ。
次が今年最後のレッスンよね。
そのあと2週間は空いちゃうから、多めに課題をあげるわ」
とありがたいお言葉が…(^^;先生、こわいよぉ…

ある出版社から、いろいろ条件はあるものの、出版に関してよい返事がいただけました。
原稿はこれからきちんとした形にするので、来年というか2010年の大きなお仕事ができました。
もうからないけど、意義だけはあります(^^;
「今年中に入校すれば、来年3月には出せるよ」ともう一人の共同執筆者に言ったら
「え?来年3月???」と一瞬、ものすごく驚いたのです。
そう、中国人にとってはまだ、年が明けていないので、「来年」と聞くと、一瞬2010年の3月までに何とかしろと言われたような気がしたのでしょうね。
それはいくら執筆が早い人でも300頁も数カ月で書けないよ(^^;
その後、彼女は自分で「あぁ、2011年の3月よね」とほっとした顔。

職場でも大先生が自分の部下を集めて、ミーティングを行い「今年の総まとめ」と称していろいろお話しています。
単に皆で楽しく遊んだ忘年会(12月31日)とはどうも重みが違うのですよ。

除夕は家族で過ごさなければならないので、故郷まで戻るのに時間がかかる人はもう10日頃から北京を離れていきます。
そんなわけで、今週が年末の繁忙期ということになりそうです。

1月
2010

999本の薔薇の花束

タイトルの通り999本のバラの花束を生れてはじめて見ました。

999本のバラ

もちろん、わたくしがもらったわけではありません。
事務所のある方がお友達から頂いたものだそうで、外出中の彼女がG弁護士に「今、外だから、代わりに受け取っておいてほしい」と電話してきたため、とりあえずG弁護士の部屋に安置。

事務所の人間が入れ替わり立ち替わり珍しそうに「ほぉ」と眺めていくのでありました。

こんなにたくさんのバラを贈る人は「ふつーの人じゃないよね」とわたくしとG弁護士が顔を見合わせていると、
「私はもっと実用的なものの方がいいなぁ…」と傍でS弁護士がとつぶやいたので、わたくしとG弁護士は思わず
「あんたは食べ物の方がいいんでしょ」と突っ込んでしまいました。

「これからG弁護士の部屋に薔薇を見に来る人から観覧料とろうか」とわたくしが冗談を言い、「いいわね、それ」とG弁護士、相槌を打つ。

花よりだんご…の日本チームかもしれません(^^;

1月
2010

コピー製品

日曜日に柳琴のレッスン前に新街口で友人とブラブラしました。

わたくしはこのあたりは楽器屋さんしか行ったことがないのですが、CD屋さんとか百貨店とか結構あるのね。

で、つくづく思うことは、コピーCD、DVDが多いわねってこと。
何で分かるかって、もうそれは価格としかいいようがない。
同じ内容のCDか2枚あって、一方は18元、もう一方が60元だったら、18元の方は何か事情があるでしょう…(見た目は同じでも)
だって違法コピーでも、綺麗な包装や品質の良いものはたくさんあるからね。
ワタクシなんて、本物(と販売店は言っていた)を高いお金出して買ったのに欠陥があって再生できず、替えてもらいに言ったら、これどーぞって偽物(と思われるもの)を渡され、とても品質がよかったことがあったりして。

「もちろん、好きな演奏家のCDだったら、その演奏家のために何が何でも本物を買うわ」って中国人の友人は言うのですが、続けてこうも言いました。
「でも…本物が入手できないことも多々あるわけで、しょうがないよう…」

偽物が出回るから、なかなか中国大陸で販売したくないのかもしれないけど、結局、香港や台湾に許諾した正規品と偽物が同時に出回る…
悪循環かな~

しかし、行政が本気で取り締まったら、取り締まれるのにね、と思わなくもない…しかし、いちいち取り締まってたら、公務員が足りないだろうな。

1月
2010

人情と法律

たまに「冷たいね」と言われることがあります。
それは、いろいろな問題を人情で考える前に、まず法的にはどうなんだろうと考える癖がついているからなのですが…
世の中には法的に割り切れない人間関係があるのは事実なのですが、義理人情で考えた場合に理があっても法的に強力な防御策がないこともあるわけで。

事実上の夫婦とか、事実上の親子とか、事実上の労使関係とか。

「何が事実で何が正義かなんて大事じゃないの。それは神様じゃなければ分からないことで、そんなことはこの世では重要ではなく、証拠があってきちんと証明できたかどうかの問題に過ぎないんだよ」と日常生活で知人に言ってしまうと、「冷たいね」となるわけです。
(もちろん、クライアントに対しては、わたくしは弁護士ではないので絶対に意見は言いませんし、弁護士はクライアントの立場に応じて、不利であろうがなんだろうが、最善策を模索するでしょう)
あたたかい環境下で生きてきて、法律屋でない方はまず、義理とか人情とか友情とか、そういう観点から人を励ますことができますが、どうも、わたくしは内輪の人間に対して「無条件にあなたの味方だ」という発言をする前に、客観的に冷たいことを言ってしまうようです。
夫もどうやらそういう傾向があるようです。
でも、希望なさそうなことに対して「大丈夫」って言えないし。

この世はもともと不公平にできているものだとわたくしは感じています。
だから、「事実上」何かをする人は予めそのリスクを最小限に抑える術を講じておくか、最後に泥を被る覚悟もするしかないのだと思うのです。
寂しい考え方かなぁ。