9月
2010

心得

中国語ができなくても、漢字を書けばとりあえず通じる、というのは確かにそうなのですが、そうでもないこともあるのですよね。

先日、章先生(台湾著作権法逐条解説の著者)に昭和の台湾総督府民生部の公文書の目次のコピーを見せられ(メールの添付として送られてきた)、意味を確認したいと言われました。

その原文は
「著作権法施行ニ関スル心得」

察するところ、著作権法施行に際しての注意事項みたいなものが書いてあったのかなと。

中国語の「心得」って何だと思います?
仕事や学習で会得したものが「心得」なんです。

「施行前の注意事項」と「施行後の会得」じゃあ、ずいぶん、意味が違いますよね(^^;
まぁ、目次だけで中身を見ていないので、わたくしも何とも言えませんが、章先生はある方の中国語訳文を見て、「本当かなぁ」と疑問を持ち、日本語の意味を確認したいとおっしゃったようです。