10月
2009

国慶節

国慶節パレードの生中継、見ました。

ところで、おめでたい記念日なので、観賞しているお偉いさん方は皆、赤いネクタイしていましたね。柄はストライプだったり水玉だったり無地だったりするけど、みんな赤いネクタイ。

前半の軍事パレードはつまんなかった。長安街をいろいろな戦車(?)や部隊が行進して、アナウンサーはいろいろこれが何とか隊でどういう歴史があるとか、技術が向上したとか言っているのだけど、なんか、わたくしみたいな素人にはよく分からない。こういうの、軍事マニアにはたまらない見世物なのだろうなぁ。

各省の車は、特色が出ていてちょっとおもしろかったかな。
ディズニーのパレードみたい(笑)
海南なんて、南国ムードいっぱい
雲南や新疆は少数民族カラー

長安街は天安門広場の前を一直線に伸びるものすごく広い道路ですが、軍事用に用いることを想定しているので、ほんと、ものすごく広いですよね。

昨日、王府井に買い物に行きましたが、すでにいくつかのビルは封鎖されていて休業状態、地下鉄もいくつかの入口が封鎖されていて、特別警備体制となっており、物々しかったのです…

この式典の予行練習と、本番のために陸と空にものすごく厳格な交通規制がかかります。
国家権力の強さをしみじみ感じます。

わたくしはかつての日本の社会主義っぽい環境は悪くないと思っていました。
しかし今は、日本採用とか言って日本人の若者を雇っておきながら、現地採用にして使い捨てにしようという日本企業などを見ていると、もう日本はお終いだなと思っています。

でも社会主義を謳っている国の社会主義も…ちょっとなぁ。
手放しで賛同できるのは、女だからという理由だけで、精神的に縛られるものが少ないという点、発展中の国と言うのはいろいろな環境で育った人間がいっぱいなので、学歴の枠にとらわれずにいろいろな夢を見ることができるという点だけでしょうか。

ところで、ここ最近、テレビドラマは第二次世界大戦終結から中華人民共和国成立にかけての軍事がらみのストーリーの放送が多い。
日本人や台湾人が見たとき、ちょっとなぁ。

そもそも「ちょっと」なんて曖昧な言い方しとかないと都合が悪いっていうのが問題なんですよね(^^;