7月
2009

皆既日食

今世紀最長の皆既日食が2009年7月22日午前、インド、中国、日本のトカラ列島などで観測されるとのことで、本日は皆さま、いかがでしたでしょうか?

北京では太陽が72.9%隠される部分日食が2時間続くとのことで、「あ、そうなの?」という人から「絶対見るんだ~」と言って、そのためにわざわざサングラスをを買った人まで、興味の程度は人それぞれです。
北京では、食の始めは8時25分、食の最大は9時32分、食の終わりは10時44分となると予測されておりました。

実はわたくしも上海や成都、重慶に住んでいるわけではないので、「あ、そうなの?」程度の人だったのですが、今朝、出勤するとG弁護士がニコニコとわたくしに駆け寄ってきて、「さっき、太陽を見たの!」と熱く語り始めました。

彼女はすごく楽しみにしていたようで、旦那様に写真を撮ってくるように命じていたのに、旦那様は「曇っているから無理だよ」などと生返事ばかりで、雲の切れ間にときどき綺麗に見えているのに、職場の屋上から写真を撮らなかったそうで、すごく不満だ~と怒っている。

そうこう話しているうちに、秘書のW嬢が飛び込んできて、「何してるの、まだ綺麗な太陽が見られるわよ!」と興奮状態。
そして、G弁護士、C弁護士、W嬢とわたくしは、サングラスを手に外へ…

おいおい、仕事中だろと思われる方のために、一言。
ちなみにこのとき、大ボス弁護士はテレビ中継だかネット中継を鑑賞中だとかで、我々を叱る可能性はゼロ。
ということで、携帯電話をもってビルの下へ移動しました。

なんとか、ときどき雲の切れ間からお月さまのようにピカピカ光る太陽を拝むことができました。
とぎれとぎれに太陽が顔をだすたびに、見える面積が大きくなっていくのをしばらく眺めました。

あいかわらず、G弁護士は、旦那様に電話をかけて「今、見えるわよ、ちゃんと写真をとってよ」と熱く語っていました。
旦那さま、大変ですなぁ。

G弁護士は、もっと早くからこのことを知っていたら、中国の杭州まで観光旅行に行ったのにと残念そう。
そこでは、日食を見た後、潮が満ちてすごいのだそうな。