7月
2009

西夏王国への旅 その3

次は砂坡頭という砂漠と黄河の観光地であります。

いや~これは砂湖の砂と違って、赤いのです。
ここは北区と南区に分かれていて、北区は砂漠とラクダを楽しむところ。

沙坡頭のラクダ

そして南区は黄河のアトラクションで楽しむところです。
砂の斜面を駆け降りてふもとの黄河まで行きました(もちろん、リフトに乗るのが便利。また砂すべり用のソリで行ってもよし)。

沙坡頭全景

そして、黄河をモーターボートに乗って数分行くと、なんと、万里の長城が!!!
本当にこんな西の果てまで伸びているのですね。

右上が万里の長城

右上に見える四角いギザギザが万里の長城です。
そしてモーターボートを降りると、岸辺にはこんなものが立てかけてありました。
さて、これは何でしょう?

これなんだ

これは、中国語で「羊皮筏子」といいます。はい、もう漢字を見ればわかりますね。
答えは羊の皮を風船みたいにして空気を入れて、これを木の枠の下に縛り付けてイカダにするんですね。
ちなみに、聞くところによると、機械を使って空気を入れたのではなく、船頭さんたちが自分の息で膨らませたそうですよ。
え?これで、もとの場所まで戻るってか?
ひゃぁぁぁ

羊の皮のイカダ

それが意外と怖くないのですよ。
のんびり、ゆったり~
昔の人は本当にこれに乗って荷物を運んだのでしょう。