2日目午前
西夏陵、即ち歴代の西夏王国の王族の霊園を見学しました。
公開されているのは3号陵だけですが、人脈を利用して未公開のお墓を内緒で見てしまった人もいる…(わたくしではありません)
「東洋のピラミッド」と称して紹介されましたが、う~ん、これがピラミッドかなぁという感じ。
そばにある博物館には、この3号陵の主、即ち初代皇帝李元昊の彫像がありました。
こわそう…
確かに統一して独立宣言を成し遂げるだけのすごい人は、いろいろやってきたのでしょうから、顔に現れるのでしょうか(^^;
また、西夏王国は独自の文字を使用しておりました。
出土品の左に縦書きされている文字が西夏文字です。
読めにゃい…
漢字に似ておりますが、構造は少し複雑です。
例えば、不熱 + 不冷 = 温 とかいうような規則性はあるそうですが、いまいち、見ただけでは分からない文字ですね。
ところで、時間がなくて博物館をじっくり見ることができなかったのですが(ここが団体行動のつらいところ)、人になぜ羽根がある!?
これは、迦陵頻伽(かりょうびんがkalavinka)というのだそうで、上半身が人、下半身が鳥の仏教における想像上の生物で極楽浄土に住んでいるのだとか。
踊りと歌が上手いのだそうな。