11月
2008

座席

先日、日本人のある先生が、わたくしに会いに弊所まで来てくださったのですが…
小会議室ではなく資料室にお通ししたため、わたくしと先生の2人だけにしては部屋が広すぎて、しかも楕円形の大きめのテーブルだったんですよね。

こういう場合、初めて会う人だったら、お客様からどのくらい離れた所に座ります?
わたくし、こともあろうに、隣に座ってしまったのです。
もしかすると日本人的には、かなり距離が近すぎて「え?!」と思われていたかも。

わたくしは耳がちょっと遠いため、一生懸命に話を聞こうと思うと、男女関係なく、うっかり知らず知らず近くに行っていることが多いです。
大昔、話を熱心に聞くあまり、指導教官に近づきすぎて、飛び上るほど驚かせてしまったことがあります。

母校、社会科学院の先生方の研究室は個室ではなく、共同研究室でした。
一応、先生方個人の机と椅子はあるのですが、それこそ会社の事務机のようなもので、仕切りがしてある狭い空間であるため、先生方はいつも入口付近のだ円形の大きめのテーブルに座って雑用をこなされていました。(出勤日は事務をこなすだけで、研究は家でなさっているわけです)
そのようなわけで、指導教官に会いに行って話をする場合、遠くに座るとわたくしが何度も聞き返すので、そのうち指導教官もわたくしが来ると当然のようにすぐ隣の席をすすめてくれるようになりました(^^;

そのような習慣が、このようなところで出てしまうとは。。。
遠くても向かい側に座るべきだったんだろうなぁ(今頃、恥ずかしいです、ハイ)