「妬む、怒る、愚痴る」ことを止めればストレスは減るというのが、経済評論家の勝間和代さんが至る所で話したり書いたりしているところです。
確かにこれを止めれば、ポジティブにならざるをえず、体に毒がまわることはないだろうなと思います。
驚きなのは、こんなスーパーウーマンでも、わざわざこんなことをいうということです。
若いころに仕事も旦那も子どもも食える資格もすべて手にいれたことのある人でも、「妬む」ということがあったんですか…
ちょっと話はずれるかもしれないけど、女性の本当の敵は女性なのではないかと若いころよく思いました。
仕事も旦那も子どももいるという人は最近は多いのかもしれないけど、かつてはどれかを諦めてきた(捨ててきた?)人もいるわけで。
若いころのわたくしときたら、
「どうしてそんなに必死になるのか、能力は0か100で決められるものではないのだから、自分で自分をいじめたらだめだ」とせっかく慰めてくれた男性に
「男性は0と100の間の30とか50でも居場所はあるけど、女性は一部の100に限りなく近い人でなければ居場所なんてないんだよ!」とムキになって怒ってしまいましたね。
その人は人間出来ているのか、女性に慣れているのか「そうだねぇ、確かに僕は優秀ではないけどそれなりに居場所があるものね」と相槌を打ってくださいましたが。
だから30や50の能力しかない中途半端なところで右往左往する女性としては、超できる女性にならないと結局は0と同じなので、100に限りなく近い人を妬んでしまうのかな、なんてね。
(え?そう思っているのは自分だけでしょうか)
何がしたいかは人それぞれ違うので一概には言えませんが、とにかく経済的に完璧に自立して、一人前の仕事がしたいという人には、医者、弁護士、税理士、会計士、教員、公務員に若いうちになるしかないのかな。
あ、自分で会社設立して自分が社長になるって女性もありか。
他人を妬んだり、他人に怒ったり、他人に愚痴っている暇があったら「勉強しろよ」ということなんだな、と最近、歳をとったせいかすこしづつそう思えるようになりました。