9月
2008

通訳の際のメモの取り方

タイトルを見て、わたくしが通訳の際のメモの取り方をレクチャーする記事を書いたのかと思った方がいたら、ごめなさい。

逆です…わたくしがレクチャーしてほしいのです。
わたくしは翻訳は得意ですが通訳は苦手です。
頭の回転が鈍いことと、訓練が足りないせいです。

通常の通訳で一字一句もらさず通訳する人はいません。
発言者の発言が重複していたり、非論理的であったりする場合もあるので、素人が会議などで通訳する場合は、核心部分を瞬時に読み取って、ささっと通訳するのではないでしょうか。

で、そのささっと…できないんですね、わたくしの頭は。
まぁ、内容が自分の得意分野であるとか、日頃よく仕事を一緒にしている方の言葉であれば、通訳というよりも自分の言葉で言い直してしまえるから、傍からはささっと通訳しているように見えますが。

どんなに賢い方でも、メモを取られるようですが(よほど短い文章なら要らないけど)、決まったメモ法みたいなものがあるわけではなさそう。

そういう本がないかなと本屋の語学コーナーで探してみたりするものの…
皆さん、自分で自分がやりやすい方法を実践の中で形成してきているようでして。
結局は、数をこなして自分で自分のやりやすい方法を発見するしかないのでしょうか。

世の中には同時通訳というとんでもない職業が存在しますが、その技はすごすぎて感心します。
ものすごい集中力を要すると思うので、寿命が縮まらないのでしょうか。