北京に入るのではなく、北京から出るのだから、セキュリティが厳しくないといいのに、と思いながら14日朝は早めに空港に行きました。
北京発大連経由岡山行などというマイナーな路線なので、チェックインしたのは、わたくしともう一人、中国人らしきおじ様の二人だけ。
チェックインは国際扱いですが実際には大連までの国内線なのでゲートが別でして、そこでは「まだ早すぎるから1時間後に来い」と追っ払われてしまった。
で、45分後に行き、いざセキュリティチェックということになったら、あららー
金属探知器、めっちゃ感度いい。
下着の金具に反応するよ。
お姉さんに舐めまわすように触られる…
手荷物のポシェットの検査では、「あなた何か変わった形の液体持ってるわよね?」と聞かれました。
「???」何も持ってないよぉ。
セキュリティが厳しいことを知っているから、化粧品等の身の回りのものには注意していたはず。
「おかしいわねぇ」と中を見る検査員のお姉さま。
「でしょう?何か入れた記憶ないんですけど…」
そこで、隣にいたお姉さんがポシェットの外につり下がっている北京オリンピックマスコットのパンダのキーホルダーを見て、「変な形ってこれじゃないの?」と横からご指摘。
それを見てわたくしも思い当った。
「これ、パンダのケースに見えますけど、中はボールペンなんです!」
「インクって液体よね、そういえば」
と皆で納得。
マスコットのパンダを外したら検査を通過することができました。
でも、このキーホルダは、前日にわざわざ、買ったのだよ。
しかも、朝、初めてつけたのに。
まさか、こんな笑い話になろうとは…
実はパートナー弁護士がクライアントにいただいた北海道のキタキツネのマスコットがついた大きな鉛筆を所持していたら、検査で「これは武器か?」と尋ねられたという話を聞いていたので、あえて大人し目のボールペンにしたのに~~~
意外なセキュリティチェックでありました。