1月
2009

仕事を楽しくする文房具

真似して上司に呆れられ、女性従業員にキモイといわれても責任は負いかねます(笑)

人は見た目が9割…ちゃらちゃらした格好をしていれば「仕事できるんかいな、コイツ」と思うでしょう?やっぱり。
ただでさえ、一応生物学的に女で、見た目も女で、どんくさい顔をしているので、不利なことこの上ないのだから、かわいらしい小物はクライアントの前だけでは使用しないようにしようと気をつけてはいるものの…本当は可愛い文房具がどうしようもなく好き。

先日行った国立科学博物館で、どうしてもほしくて買ってしまった定規をご紹介しましょう。
じゃーん。

国立科学博物館のパンダの定規

国立科学博物館のパンダの定規2

ホログラムで見る角度によってパンダの表情と台詞が異なって表示されます。
四川のパンダ王国では、パンダ同士、こんなことを喋っているに違いありません(きっぱり)。
子どもの持ち物かもしれませんが、ちゃんと定規の役割を果たすのだからいいではありませんか。
人前では無印良品のそっけない定規で十分ですが、普段使用するのは、このくらいふざけていないとつまらないではありませんか!

確か他にも海の動物の定規がありました。誰かわたくしの代わりに使ってみて使用感を述べてほしいものです。
こんなに笑えて、200円ですよ。

でも、これ、中国人のツボにはまっているような気がするので、似たようなものを中国の観光地で売ったら、売れそうと思うのはわたくしだけ?

1月
2009

新年快楽!

新年快楽!

(中国語で「あけましておめでとう」的な表現です)

相変わらず夫は寝るのが早いので、毎年、一人でNHKの「ゆく年くる年」を見ることとなります。

無線LANにつながったパソコンを前において、適当にいろいろやりながら、適当にテレビを聴きながら、年をこしました。

今年最初のあいさつがオンラインチャットだというのは、お宅っぽすぎますよね(^^;

昨年はいろんな人に励まされ、助けられていろいろなことが経験できました。

皆様から受けたご恩に感謝し、自分を含めた皆様が今年一年ハッピーに過ごせるように神様にお祈りしながら、眠りに就きたいと思います。

感謝天主。

12月
2008

ただいま日本

帰ってきました、日本。

午後2時には岡山駅に到着。
そのまま、丸善、紀伊国屋等本屋めぐりをして、6時に帰宅しました。

なんと、ごぼうの煮物とお赤飯がわたくしを待っていました。
いや、別にめでたいからというのではなく、夫は赤飯が大好きで、なんと自分であずきを煮たついでに赤飯も炊いてみたのだとか。

ちゃんとピンクでかわいい赤飯がほかほか~
夫は前は「赤飯の素」とかいう市販の豆と汁を混ぜていたのに、最初から自分でやっているなんてすごい…って感動している場合か。
明日はちゃんと作るぞ、晩御飯!(と言いながら鍋するだけ)
いや、久しぶりに包丁握るとマジで手を切るんだよね(^^;
ぼちぼち、感覚をもどさないと。

12月
2008

凍え死にそうな日々

昨日、ケータイに入ってきた天気予報によれば、気温は-7度~-17度。
朝、ミサに行くために家を出たわたくしは顔が凍りつき、教会に入るまで寒さで口がマヒして動きませんでした。(ほぇぇ~最高気温がマイナスってどうよ)

本日、ケータイに入ってきた天気予報によれば、3度~-8度。
昨日、凍え死にそうだったので、ずいぶん、暖かく感じます。

北の地方は、こんなものではないのでしょうね。
ハルピンとかに住んでいなくてよかったと思います。

今週、一週間がんばって仕事をすれば、おやすみだ^^

12月
2008

専門違いの友人

昨日、中国社会科学院でお世話になった中国人の友人に会いました。
彼女は日中比較文学専攻者です。

わたくしが社会科学院を受験する際に、修士論文を中国語に訳してもらうのを手伝ってもらったり、初期の論文は彼女に文法チェックをしてもらいました。逆に彼女が日本で講演をした際には、わたくしが中国語の原稿を信じられないようなスピードで日本語にしてあげたという仲です。
そのため、後日その講演集には翻訳者としてわたくしのの名前があがっていて、専門が全然違うので何か変な感じです。
もっとばらすと、そのときの公演のテーマ自体は、文学の範疇ではあるものの、彼女の研究とは離れていたのですが、チャンスは断るわけにはいかぬということで、彼女も必死に勉強したというものでありました。

そういえば、夫の友人S先生もかなり大昔、オーバードクターして無職だった頃、間の抜けた某出版社の編集氏が某分野の専門家である某先生に原稿を依頼すべきところ、誤って同姓同名のS先生に依頼してしまい、法律の範疇ではあるものの、全然違う分野の法律論文を執筆したという経験をお持ちです。(他分野でも書けるというのもすごいですが、誤りにしろ、来た仕事は逃がしてたまるかという根性がすごいです。)

その彼女の博士論文がやっと出版できたというので、頂戴いたしました。
蒋春紅著「日本近世国学思想」
途中で編集者がお亡くなりになったり、ご自身が妊娠出産を経て、ずーっと先延ばしになっていたそうです。
彼女は現在、対外経済貿易大学で先生をしておられます。

ぜ~んぜんたいした協力をしていないのですが(日本の大学の図書館くらいしか所蔵していない資料を自分の資料をさがすついでにコピーをとってあげたぐらいですか…)、後記にわたくしの名前まであったりして、義理堅いなぁと思いました。お名前が挙がっている他の方は皆文学専攻者ですからね(^^;
文学と法律文書の翻訳は性質的に異なり、文学の場合は表現の幅に制約があまりありませんから、それはそれで楽しいのですが。

彼女のお子さんを久しぶりに見て、子どもの成長は早いねぇと思いました。
前に会った時は生後1ヵ月だったから、正直、可愛いのかどうか分からなかったけど、1歳少しの今は喋れるし、歩けるし、愛きょうがあって可愛かったです。

日本よりはマシですが、中国でもやはり女学生が研究職を得るのは不利なことが多く、ついでに言うと学位とる前に結婚しておかないと、同級生同士のカップルを除き、普通は高学歴女性は嫌がられたりするので結構、婚活に苦労するらしいですが、彼女の場合、旦那さんは別に研究者ではないし、教職を得た後、ちゃっかり子どもも授かって、努力した上できちんとチャンスも逃がさずに、すべてを手に入れていくしっかりした女性だと思います。

あぁ、真似できない…

12月
2008

夢は紙に書いて、周りに伝えると叶う

そろそろ帰ろうかと思ってパソコンの電源を落とそうかと思っていたら、最近、勝間和代さんのブログを見てなかったな~と思い出し、チェックしてみました。

文化放送で15分違いで大好きな広瀬香美さんに会えなかった話というのが本日の話題。
で、その流れで

Chabo!のイベントで、「夢は紙に書いて、周りに伝えると叶う」という話がありましたが、本当にそうですね。

と述べられている。
このテーマは勝間さんに限らず、ほとんどの人がそう言っているし、自分もそうだと思うので、思わず頷いてしまいました。

多分、こんな大きな夢を人に話したら笑われるのではないかとか、そう思って夢や希望を口に出さない人も多いのだと思いますが、言うと叶うことは多々あります。
実力的に無理な夢の場合、親切な方は、どうしたら夢に近づけるのか、話してくれたりもします。
わたくしも、若い子がいろいろ聞いてきた場合には、自分はこうだったという経験は参考までに話します。

わたくしの場合、親の夢を自分の夢のように錯覚していたり、できもしないことは最初から夢見ないとか、ものすごくひねくれていた時代が長いのですが、ここ2、3年でずいぶん、能天気になり「本書きたいなぁ~」とか、「教える仕事したいなぁ」とか無謀なことを言い続けてます(^^;

まぁ、日々ネタの引き出しを増やして、地道に努力していれば、いつか近いことはできるでしょうよ、と信じて疑っていないわたくしは本当に幸せな人だと思います。

12月
2008

あれから20年

先日、残業して、夜中12時過ぎにエレベータにG弁護士とともにのったら、まだ、数階に人が残っていました。
おどろき、もものき、です。
そろそろ年末、いろいろな整理に忙しい企業があるのでしょうか。

来年は2009年、わたくしが社会人になったのが1989年なので、あれから20年も経ったのかと思うと、ちょっと怖いものがあります。
(注:わたくしは10代で社会人になったので、まだ40過ぎてません^^)

「中国行きたいなぁ」「もっと勉強したいなぁ」という曖昧な目標はすべて叶ったのだけど、次の5年、10年をどう生きるか長期目標は立てづらいです。

こんな時代に一つの会社で10年、20年勤め続ける人が何パーセントいるのか知りませんが、いろんな意味ですごいなぁと思います。
前にも言ったけど、中国はもともと離職率が高いです。
自分に合っていない、条件が悪いと思えば、職場を移ってゆきます。
辞める時も、結構、突然です。
本人は前々から考えているのだけれども、周囲に漏らすと自己に不利なので言わないし、仕事の引き継ぎとか、あまり考えていません。
上の人間も担当者がいなくなったら、いなくなったで、行き当たりばったりで何とかしてしまうことが多いでしょう。

世界中で共産主義は実現したためしはないし、特色のある社会主義をつっぱしっている国もあるけれど、実態は疑問だし、「理想の組織」を目指して独立していく弁護士さんは多いけど、自分が経営者になったときに「理想」と「現実」が必ずしも一致せずに悩んでいるし、皆、大変だなと思います。

誰の言葉だったか忘れましたが、「自分よし、他人よし、社会よし」というような三方向のバランスのとれた働き方や商売の仕方が理想だなと思っていますが、こんな時代にそういうのは甘い理想に過ぎないのでしょうかね。

「体力」や「精神力」がないと淘汰されるといいますか、皆、自分のことで精いっぱいで他者にかまってられない感じといいますか、逆にそれほど強くない人に限って他者に対する思いやりや優しさのあまり共倒れするといいますか、そんな社会になっているような気もします。

12月
2008

難しいことを簡単に書くには

「日常業務に潜む著作権侵害」に関する資料を作成中なのですが…
考えすぎなのか、楽しく、分かりやすい資料がなかなか書けない。
というか、大枠の構想ができないと書き始められない…こうしようと決めたら、わたくしは書きあげるスピードは速い方なのですが。

う~ん。
そもそも、上手く説明できないというのは、実は分かったつもりでいただけで分かっていなかったってことか…
分かりやすく書くというのは、実は難しく書くより、難しいことなので、こういうことをさらっと出来る人はすごいなーと尊敬してしまう。
例えばわたくしの指導教官とか。

20年後、そうありたいものです。

12月
2008

訳書の居場所

さきほど、友人からわたくしの訳書を見つけたよとのメールをいただいたのですが、法律のコーナではなく、韓国と台湾の歴史の本の間に挟まっていた模様。
わざわざ見つけてくれた友人に感謝。

しかし、いちおう法律の本なんだけどな…
自分だったら、訳書をこっそり外国法か知財法のコーナーに移してくるかも。

これを版元のA氏が知ったら、どう思うかな(^^;
場所はどこであれ、売れればまだ救われるような気も。

11月
2008

笑うしかない

わたくしのここ1年の座右の銘は「笑うしかない」です。
著名な経営者や権威のある先生の座右の銘に比べたら、実にふざけているかもしれませんが、これがわたくしにとっての楽に生きるコツなのだから仕方がありません。

ところで、NIKKEIビジネスオンラインでよく読む記事のなかに深澤真紀氏の「自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術―自分をすり減らさず、『そこそこほどほど』に生きるコツ」というのがあります。
わたくしの周囲には心の病を患っている人が少なからずいますが、共通点はがんばりすぎていることだと感じてきました。
そういう傾向のある人にはこの50回にわたる連載は参考になるところがあるような気がします。
今朝見た第50回の連載終了記事にも考えさせられました。

ビジネスマンは、自分にイチローや松井秀喜の真似ができないことは分かっています。でも、同じビジネスマンである経営者や管理職たちの真似はできるんじゃないかと思っているところがあります。でも、それは間違いだと思うんです。

私も、各界で成功した方々の本を作ってきましたが、皆さんとにかく大変な強運と才能の持ち主で、なおかつ「その方にしか有効でない、とても独特な信念」を持っていたりします。そして、ご本人は自分がその方法論で成功しているので、「なんでみんな、ポジティブでいられないんだろう?」と不思議に思っているんです。

つまり、ビジネスにおける成功者もイチローくらい常人離れしているので、普通の人にとっては、あまり役に立たないんです。

成功者が書いているビジネス書や自己啓発書も、読み物として楽しむ分にはいいけれど、誰にでも真似できるものではないし、普通の人が読んでも簡単には真似できないと知っておいた方がいいと思います。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20081119/177754/?P=1

わたくしは自己啓発本をよく読む(聴く)し、ビジネス書も最近になってよく読み(聴き)ますが、深澤氏のおっしゃることはごもっともだなぁと思います。
わたくしが勝間和代を読んでも完全に真似するのは無理です(笑)。

いわゆる「できる人」と自分はそもそも同じ土俵に立てないし、立つ必要もないですよね。
でも、同じ土俵に立つべきという強迫観念みたいもの、世の中には確かにあるような気がします。

わたくしには、まだやりたいことがあるので、そのためにはやはり頑張らなくてはならないのですが、ポジティブには生きられないけど「笑いながら」生きていきたいとは思っています。
幸いなことに、わたくしの場合は自分が好きなこととか、やりたいことは非常に明確で、好きなことをやっているときは、超楽しいので無理やり笑う必要はありませんが…

友人はわたくしがいかにネガティブ思考に陥りやすい人間であるかを知っていますが、好きなことになると不可能であろうともやるので、ある意味ポジティブだと言う人もいます。

ぶっちゃけた話、博士課程在学中、今より15キロほど体重が軽くて、将来を悲観して毎日吐いていた時期もあります。
それでも、ひどいうつ病にもならず、なんだかんだ言いながら異国で生きていて、現在、くだらないことでも笑い転げているわたくしは、たぶん他の人より頭が鈍いのではないかと思っている今日このころです。