6月
2008

ココログにコメントできない

かーなーしーいかな。
海外にいると、どうやらニフティのココログにコメントしようとするとはねられてしまうんだなぁ…
ニフティはこの問題は解決済、ブログを構築しなおせばいいって言っているらしいけど、たまにしか海外からコメントもらわない人は
気付かないだろうね。
しかも、ネット社会ではスパム防止に本名やメルアド載せない人も多いから連絡のしようもないしね…

だから、ここにその書き込めなかったコメントを書いてしまいます。
届くだろうか?

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兎園さん、こんにちは。
一ヶ月も経ってからの亀レスで失礼いたします。

台湾の記述で一点、気になったことがあったもので。

台湾の著作権法は権利制限の限定列挙という形を取りながらも、第65条に合理的利用の一般規定があり、

台湾の著作権主務官庁の見解によれば、台湾著作権法第44条から第63条は、限定列挙ではなく、あくまで抽象的な要件なのだそうで、適正な利用(中国語原文:合理使用)になるかどうかはやはり第65条の要件を考慮しないといけないんだそうです。

最後に宣伝みたいで恐縮ですが、最新の台湾著作権法の日本語訳、わたくしのウェブサイトにありますから、よろしければ利用してください。

http://commentaries.asia

台湾の著作権法改正はいろいろ反対意見もあるので、まだまだ時間がかかるんじゃないですか?(よく知りませんが)

6月
2008

原稿の価値

たまに見に行く経済評論家、勝間和代さんのブログに「Chaobo!」というチャリティプログラムのブログパーツがあったので早速、頂戴してきました。

Chabo!( チャボ )は、Charity Book Program( チャリティ・ブック・プログラム )のこと。
心ある著者たちの厚意により実現した印税寄付プログラムです。
Chabo!に登録されている本が売れると、
その本の著者の印税の20%が 特定非営利活動法人JENを通じて、
世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われます。

http://www.jen-npo.org/chabo/about/

印税を寄付することができる著者ってすごいよね。
通常、書籍の印税はだいたい8~15%くらいの間。初版に印税がなくて重版からっていう場合もあるよね。
わたくしの場合なんて、印税どころか、こっちがお金を出さなければ出版なんて難しい。
ものすごく限られた分野の翻訳なんて、確かに普通の人は買わないものね。

しかしながら、初めて原稿料をいただいたときは(といっても数百元くらい、日本円に換算すれば一万円以下であったような気がするが、忘れてしまった)、ぜーんぶある国際事業に寄付してしまった。
そもそも「機会」は天から頂いたものなので、天に帰してしまえ、そう思ったまで。
生計は他で立てているので惜しいとは思わなかったけど、これで飯を食っている人には困難かも。

ちなみに、ここで法律っぽい話題を提供すると、中国の版権局の部門規定に「文字著作物出版報酬規定」というのがある。

第六条 基本原稿料

  1. 原作 千字につき30~100元
  2. 二次的著作物
    • 脚色 千字につき10~50元
    • 編集 千字につき3~10元
    • 翻訳 千字につき20~80元
    • 注釈 注釈部分は、原作の基準に照らして取り決める。

出版を引き受ける者が二次的著作物を出版する場合、契約に別途、約定があるか又は原作がすでにパブリックドメインになっている場合を除き、出版を引き受ける者は原作の著作権者の許諾を得て、原作の基本報酬基準に照らして原作の著作権者に対して報酬を支払わなければならない。

これは、翻訳って場合によっては、原作を書くより悩んで時間も費やすものだから、原作に比べて微妙な値段設定になっているのだろうか。

しかし、現実は、結局、力関係なので権利の面からも、お金の面からも、理不尽なケースもあるだろう。

是非、あなたに翻訳してほしい、あんたじゃなきゃ、嫌、とかって原作者に言ってもらえたら幸せだろうなーと思うけど、わたくしのは文学ではないから、そういうこともなく寂しいね。

5月
2008

君の名は?

5月の連休に岡山の自宅付近で見かけた子なんですが、この子は大人になったら何になるのでしょう?

あれから、もう一回見たくていろいろ探したのですが二度と会えませんでした。

もっとも大人になったら可愛くないのでしょうか…知らないほうがいいのかしら?

5月
2008

Web Siteのお引越し

最近、大がかりなWeb Siteのお引越しをしております。

一番、大きくて、一番ためになるコンテンツは、章忠信先生著、萩原訳の「台湾著作権法逐条解説」だと思うのですが、あーん、今日中に移動できなかった…すでに旧サーバはダウン。ブランクがあいちゃったよう。スミマセン。

今後、わたくしのウェブサイトは、日本語ドメインで「法律講義.net」又は「commentaries.asia」が総合窓口になります。
ここのトップページをご覧いただくと、それぞれのコンテンツへのリンクがあります。

よろしくお願いいたします。