9月
2009

著作権法研究に趣味が及ぼす影響?

いちおう、「台湾著作権法逐条解説」の翻訳してみたり、著作権法に関する内容で博士論文書いてみたりしているので、いちおうこの分野の研究者といってもいいんではないかいと思っているわたくしです。

最近、楽器ネタばかりで、あんた仕事や研究してるのかよって疑われていると思います。

でも、言い訳をすれば、趣味って研究に役立つんだけど。
著作権法っていうのは、日常生活の中でかなり身近にあるんじゃないかと思います(気づいているかどうかは別ですが)。

― 美術関係
わたくしは、昔からお絵かきが好きです。
子どもの頃、授業中は授業聞かずに、ノートにマンガを書いていました。
歳の離れた従妹によくせがまれて、少女マンガの主人公をよく模写したものです(とっても好評)。
当時は大人になったら漫画家になりたーいとか思っていました(もちろん、短時間にいろんな構図を描いたりストーリー作れる才能ないので、実現しませんでしたが)
今でも、他人の詩を翻訳して、絵を加えたりするの好きですしね(きちんと許諾はとってます)
だから、某マンガのXXや○○のキャラをそのまま利用して、自分で番外編を勝手に描いて、同人誌に掲載して売ったりする人の気持ち、ちょっと分かるような気がします。

― 音楽関係
今、いろいろ変な楽器を買ってきて、試しに遊んでいますが、絶対音感がないので、耳コピはちょっと大変なんですよね。
わたくしの場合、ある楽曲の楽譜がないけど、どうしても奏でてみたい場合、一定のキーを決めてから、自分で歌ってみて、そこから音が何度上か下かを確認しながら音をさぐり当てていきます。相対的な音感しかありません。
先日、北京のある大手書店に行き、音楽関係書籍を見ていたら、下に座り込んで楽譜を写している中学生くらいの子を何人か見ました。
わたくしは、結構、ポンと楽譜を買ってしまいますが、彼らからしたら高額なので、そう簡単に買えないんだろうね。
だから、ネットとか楽器屋さんとかで、楽譜配布されているとかなり嬉しいだろうね。
クラッシックなら問題ないけど、ここは、中国、そうでないものもあるんだよね~

― コンピュータソフト関係
わたくしは普通高校ではなく、商業高校の「情報処理科」っていうところを卒業しておりまして、今はコンピュータの知識に疎くなりましたが、根本的にパソコン触るのが好きです。
このブログはWordPressというフリーウェアを利用して作成しております。
前に書いたかもしれませんが、スパム対策なんでしょうけど日本の無償のブログサービス等は外国からは使いにくいんです。
時々、管理者である自分がアクセスできなくなってしまったり、外国からはコメント付けられなかったり。
だから、レンタルサーバを使用して、自分で空間を好きに使っています。
フリーで利用できるソフトはありがたいです。
どうして金を取らずにそういうソフトを開発する人がいるのか?
「利用してもらえば嬉しい」「貢献したい」「とりあえず試したい」等いろいろ考えられますが、人によりいろいろな理由があるのかもしれませんね。
また、かつては言いたいことがあっても、大勢多数に自分の意見を主張することは、限られた人の特権だったわけですが、今やブログで言いたい放題ですものね。
何人見ているかは疑問ですが、有益なものであれば、相当なページビューがあるでしょう。

こうしてみると、どんな人もクリエーターと権利侵害者の資質を具備しているんですよねぇ。
だから、趣味に走るのも研究に資するのです(^^;