7月
2009

西夏王国への旅 その5

3日目午後は、宗教にどっぷりです。

まずはモスクへ。

南観清真寺

銀川で一般公開されているモスクはこの南観清真寺だけです。
木曜日以外は10元の入場切符を買えば、誰でも入れます。
もっとも毎日のお祈りをしている場所には入れませんが、外から見ることができますし、写真を撮っても大丈夫です。

南観清真寺の礼拝

そして、資料室には歴史の紹介や著名人の訪問時の写真等が展示されています。

メディナのモスクの模型

メッカとメディナのモスクの模型がありました。
これはモハメッドの墓所のモスクと言っていたような気がするので、メディナのモスクだと思います(違っていたらごめんなさい)
しかし、西夏王陵の博物館もそうだったけど、模型作るのが好きですね。

カトリック教会でも聖書やロザリオを売る専門の売店があるのと同じように、清真寺(モスク)の隣りには、宗教関係物を売る売店があります。
コーランの解説書を買って帰りました(アラビア文字と中国語の対照になっているものです)
欲しかった書籍(120元)と全く内容が同じ内容の書籍が38元と表示されていたので、「これとそれはどう違うのか」と聞いたら、「海賊版」だと目で語りかけられました。
「(コピーだから、)紙質と製本が悪いため、内容が同じでも分厚いのですよ」とのこと。
「ちなみに55元のもあるわよ」とのお返事(聞いてないって…)。
つまり、紙の質やコピーの精度が少しよい海賊版なのでしょう。
いや、わかるよ、120元も払えない貧乏な人がたくさんいるから、必要なんだってこと。
だけどね、こういうものはお金を持っている人が買えない人にタダであげるべきなのでは…