昨日、ごちゃごちゃになっているお財布の中身を整理していたら、ひじょ~に嫌なものを見つけてしまいました。
偽札?
100元の偽札は多数、市中に出回っていますが、わたくしは幸いにもそういうものをつかまされた経験はありません。
一元札に字が書いてあるのです。
よく名前が書いてあるお札には出くわすので、その類だと思っていたら…
なんと、某邪教団体の宣伝文句!
この団体はいかに素晴らしいとか、あなたに幸せをもたらすだとか書いてあるのです。
「これ、偽札じゃないんだからさっさと使っちゃおうかな」と安易にわたくしが言ったら、傍にいた2人の弁護士に「ダメダメ、もし見つかったら大変なことになる!銀行で理由を言って替えてもらいなさい」と制止されました。
よくよく考えたら、邪教の宣伝行為は刑法に触れます。
ついでに言えば、法による処分というより非人道的な制裁、虐待を受けることの方が怖いかも。
観光客ならともかく、Z(就労)ビザ所有者で日常的に翻訳している人間なのだから、外国人だから漢字が読めずに、邪教の宣伝文句だったなんて知らなかったという抗弁は通用しないだろうなぁ。
しかも外国人は、特定の宗教施設(例えば教会)の中を除き、許可なく如何なる宗教活動も行ってはならないわけですし。
しかし、いい加減にしてほしい。
1元札とはいえ、本物のお金は誰もゴミ箱に捨てないだろうから、よく考えたものです。
自分のリスク管理の甘さに反省しました。