5月
2011

戯曲

戯曲、英語だとチャイニーズ オペラとかいうんだっけ?
中国の伝統劇です。

先日、昆劇の「紅楼夢」を見に行きました。
梅欄芳大劇院、初めて行きました。
まぁ、標準語で喋っているので、歌を歌っている場面以外は何言っているのかだいたい分かりました。
分からなくても、電光掲示板にセリフが中国語と英語で出ますから問題ないんですけどね。
中国語のセリフを英語で何と訳しているのか興味があって、たま~に掲示板を見ていました。

伝統劇、全然詳しくないのに何で見に行ったのかって?
大学がチケットをタダでくれたから(笑)
劇の勉強をしたことはないけど、どういう音楽を使うのか興味があって見に行きました。
でも、現代化された演出なので、バイオリンとか、チェロとかいっぱい使われていましたけどね(笑)
中国の打楽器を使っていなかったら、かなり西洋のオペラに近い感じかも。
あ、でも笛子、琵琶、ニ胡の音はちゃんと使われていました。
三弦の音はあまり聞こえなかったかも(一人しかいないので、融合されちゃってあまり耳につかないんだろうな)

ちなみに大学で伝統劇の節回しを少し教えていただきましたが、京劇はまだしも、地方劇とかになると声調が違うので、歌えないよ~
そもそも、中国語(標準語)がきちんと発音できて、その上で地方の言葉(北京語も標準語じゃないよ)の調子を理解していて、なおかつ発声がきちんとできて、そして音程がきちんと取れないと歌えないんだから、わたくしには無理~
そして、リズムの概念が西洋音楽と違うんですね。
例えば、流水板という拍子の取り方なんて西洋音楽の理屈で言えば、四分の一拍子なんだけども、独特だよな~