7月
2010

時代劇で言葉を学ぶと…

中国の時代劇で、夫が妻に「休了妳」と言えば、「離縁する」との意味です。
ちなみに、離縁の際には「休書」というものを書いたそうですが、日本でいう「三行半」みたいなものですね。

なんで、「休」という漢字を使うのか、腑に落ちないんですよねぇ。
今の日本語的感覚からすると、「お休み」だから、一次的な休暇のような気がしてならない…
でも、「休」という中国語の漢字には「やめる」「停止」と言う意味があるので、そこから縁を切るというか、終わるというような意味に通じているのかなぁ…

そして、時代劇で「二房」といえば、二号さんのことであります。
当時であれば、別に違法行為ではないため、正妻さんと二号さんは「姐姐(お姉さん)」「妹妹(妹)」というように呼びあったりします…

時代劇を見ても、あまり使い道のある言葉を学習しませんね…
どうでもいいことばかり覚えてしまう…
「お代官様~無実でごぜぇます~」みたいな言葉とかね(^^;

そして、日常生活で、
「北京城内には、いつお戻りになりますか?(いつの時代だ?)」等とうっかり言ってしまうと、アホだ。

注:北京の地下鉄環状線は、北京の旧・内城をぐるりと回っていて、駅が18ありますが、そのうちの11の駅の名称は「XX門」です。
この地下鉄環状線は明・清の時代の北京を囲む城壁の地下を走っており、「門」の付く駅の地上には、かつて城門があったそうです。