11月
2009

締切が…

法律事務所の仕事の締切は当然、勤務時間中になんとか終わらせて、無責任なことはできないけど、それとは別の締切については、もうクビが回らなくなってきた…

例えば、某弁護士の出版のお手伝い…ごめん、後10頁、今日中に終わらせられるかどうかわかんねぇ。
それとは別の某弁護士の研究のお手伝い、ちゃんと自分の持分は完成させたぞ、早くあなたの原稿ちょうだい~~~!
ある方のご好意で、なんか分かんないけど、地方の職業技術系の学校で、学生に知財の話ししてみないかと言われたけど、パワーポイント資料、現在、作成中。
(1カ月、待ってくれるって言ったよね???)
ある公募のための履歴書作成中。(望みはほとんどないけど、いちおう出しておかないと…)

やはり時間の使い方が悪いのだと思う、きっと。
疲れて頭が回らなくなってくると、無理に仕事したって、余計に効率が悪くなるので、とりあえず放り出して、柳琴のレッスンに行ってしまおうと決意するのでありました。
先生方、すみませんねぇ…
もう、ただでさえ少ない脳みそが腐り始めました…

11月
2009

研究のおすそ分け

以下は、公開御礼状みたいなものですが、生きる気力のない若手研究者の参考になるかもしれません。

先日、東京の某大学の先生に北京でお会いしました。
そこで、いろいろ話を聞いていただいたのですが、次の言葉が印象的でした。

「私の指導教官は、自分が面白いと思うことを研究して、それをおすそ分けするような気持で論文を書きなさいと言いましたよ」

このときに、ふと「古琴」という楽器を思い出しました。
博物館や骨董屋でお目にかかることができますが、現代でも楽器街の弦楽器専門店に行けば普通に売っています。
琴柱のない小さな7本の弦がはってある琴で、音もとても小さいですね。
孔子が愛した琴です。
琴は誰のために弾くのでしょうか?
古代、演奏家という概念はありませんでした。
琴は文人の余技で、琴奏者としての文人は、自己のため、あるいは一人の友人のために琴を演奏しただけです。
社会的地位を求めなくても身分は保証されていましたので、演奏家として大衆に媚びたり、小銭を稼いだりして、自分の場所を確保する必要がないわけですね。

で、後日、わたくしはこれまた悪態ついて、

「わたくしのような者は、サントリーホールで演奏できる一流の演奏家ではなく、酒場でお客さんの機嫌をとってなんでも演奏するその場限りのプレーヤーですから、生き残るために何でもやらないといけなかったんです」

というようなことを言ってしまい、もっとも、学問というのは、これじゃいけないって分かってるんですけどね…と付け加えました。

そして、また数日後、ふと思ったのです。

先生は、研究を「みんな」に「おすそ分け」しているので、一人琴をお弾きになっている、又は一人の知音のためだけに弾いているわけではないと思います。
そう考えると、わたくしのしたいことと、大差ないのかなって気もしてきました。

例えると、わたくしもは別にサントリーホールで演奏できる奏者になりたいわけじゃないんですよね。
(そもそも、なりたくたって、なれるもんじゃない)
ただ、一定の社会的身分を維持し続けないと、演奏そのものが続けられない、誰も声をかけてくれなくなる、それが怖い、というのはありますが。

で、本当にしたいことは何かと言えば、レストランで、客に媚びることなく、他人と一緒になって合奏したい、そういうことなんです。
ちょっと古琴のスタイルじゃないですね(^^;
つまり、場所がサントリーホールじゃないから、あるいは一流の演奏家でないから「面白いこと」の「おすそ分け」ができないということはなく、大衆レストランだって「面白いこと」の「おすそ分け」は可能なんですよねぇ。
客に媚びるかどうか、「どうせ」という気持ちでやけくそで演奏して自分で自分を傷つけるかどうかは、結局は自分次第じゃないですか。

なんだ、先生の言ってることも、すごく高尚なことじゃないんだな(失礼!)と思えてきました。
「面白おかしく」研究し続ける気力が少し出てきました。
で、どこかの巨匠にサントリーホールにおいでと急に言われても、即興で演奏できるように、機会を逃さないように地道に練習し続けないといけないってことなんですよね。
先生、忙しいのに数時間つきあってくださって、ありがとうございました。

P.S
沖縄のサンシン、わたくしも聴いてみたかったです。機会があれば、わたくし笛子を吹きますので、ぜひ、歌ってください。

11月
2009

ある一日

このブログは「日常」と謳っている割には日常をあまり書いていなかったような気がするので…
アイドルのブログじゃあるまいし、誰が知りたいんだって気もするが、自分の時間の使い方を整理するつもりで書いてみる。

7:00 自然に目が覚める(夏だと日の出が早いので6時に目が覚めるが、今は冬なのでだいたいこのくらいです。目覚ましは大学院生以降、使ったことがない)

~7:30 何となくぼーっとしてカフェオレを飲む。
~8:30 柳琴の練習をする
~9:00 笛子の練習をする

9:30~12:30 午前中の仕事
12:30~13:30 昼ごはんと散歩

14:00~19:00 午後の仕事

19:30 帰宅
20:00~21:00 柳琴か笛子を練習する

21:00~22:00 某弁護士さんにお願いされてもう一回職場に戻って書類を確認

23:00 二度目の帰宅
23:00~24:00 翻訳(自分の研究)
24:00~ 睡眠…

最近、研究の時間が少なすぎ…だよね。
しかしながら、以前は仕事の後も本を読んだり翻訳をしていたりしたので、パソコンに向かう等の同じ姿勢を長時間続けると身体を壊しちゃうんですよね。
実は左肩がおかしいのも、姿勢が悪いから。

楽器を弾くのはある意味、ジョギングと同じなんです。
ちなみに笛子・洞簫の演奏家、教育家の張維良先生がある教則DVDで語っておられたのですが「姿勢がよくないと吹けないので、会議などで疲れて帰って来ても、笛吹くと疲れがなくなるんだよねぇ」という音楽の先生は意外と多いのだとか。
人に楽器を習っていると言うと優雅でいいねと言われることもありますが、あれって実は「重労働」だと思うのですが…
その辺を走るより筋肉を使うので、絶対に太れないと思います(笑)

このスケジュールの問題点は、仕事を効率よくこなして、自分の研究をもっときちんとすることでしょう。
若い弁護士にそう言ったら、「楽器弾くのやめなさいよ~」と言われました。
「精神衛生上、やめられないよ~弁護士は仕事したら報われるけど、私たちのような下々の者は仕事で努力しても報われないじゃん、だったら面白おかしく生きたいもの」とわたくし。

そしたら、弁護士も「努力したって、金払ってくれないクライアントもいるから報われてないわよ~」だって。

ははは、皆、せつないね。

11月
2009

大雪

朝起きたら大雪でした。

うひゃ~~~
暖房がまだ入らないので、めちゃくちゃ寒いです。
(アパートはぼろい古い建物でして、部屋に配置された管内にお湯が流れることで全建物内を暖房する仕組みになっているので、あと2週間くらいしないと暖房は入りません。)

部屋の中でも、とにかく暖かい衣服を重ね着して、ダウンコートを羽織り、マフラーをしました。
こういう状態はなんだか「チマキ」みたいです。
「焼き豚」と言えなくもない…

昼過ぎに、笛子の先生から連絡が入り、今日は申し訳ないが急用ができてレッスンできないとのこと。
でも、夜に柳琴の先生と約束があるので、やはり出掛けなくてはならない…
滑って転んで手を怪我しないようにしないとなぁ。
しかし、この大雪の中、課題曲は「さくらさくら」かよ(^^;
簡単な冬の曲を知らないからなぁ。

あまりに寒いので、職場に行き、自分の研究をすることにしました。
あぁ、また風邪ひいて熱出しそうだ…